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自分で木を植えてみよう!

春はお庭づくりに最適な季節でもありますし、お客さんから「自分で木を植えたいんだけど、どうやって植えたらいいですか?」と質問を受けることが多いです。今回は文字数の都合上くだらないネタは泣く泣くカットして基本的な木の植え方をわかりやすくお伝えしようと思います。ポイントさえ押さえればそんなに難しくないので、時期的にも卒業や入学の記念樹として植えるなど、ぜひ親子で挑戦してみてはいかがでしょう?

1 植えつける場所を決める
  成長し枝が伸びた時のことを考えて、建物や隣地との間隔に注意しましょう

2 植え穴を掘る
  スコップで、植木の根鉢の2倍くらいの植え穴を掘ります。

3 掘った土に土壌改良材を混ぜる。
バーク堆肥・パーライトなどの土壌改良材に2~3割ぐらい混ぜます。

4 土を戻す
  混ぜた土を植え穴の深さの三分の一ほど戻します。
*水はけが悪い場合は排水が良くなるように、周囲の地面より土を盛り上げて高植にします。

5 植え穴に木を入れる
*根巻きしてある場合は、麻布は外さないで下植えます。
*ポットの場合はポットを必ず外して下さい

6 土を戻す
  残りの土を植木の周りにスコップでまんべんなく戻します。大体埋め戻せたら、棒や
スコップなどで根鉢が動かないように突き固めます。

7 .水鉢をつくる
埋め戻しが完了したら、根鉢の奥まで水が浸透するように水鉢(掘り上げた穴の外周に作る土手)をつくります。

8 .水鉢に水を溜める
水が溜まるぐらいにたっぷり根鉢全体に水を浸透させます。
*木を揺らしたり、棒やスコップで根鉢を突いたりして、土との間の空気をしっかりと抜いてあげることが大切です。

9 支柱を立てる
  支柱を立てて根鉢が動かないように固定しましょう。また、軽く整える感じで剪定もしてあげるといいです。

10 完成です!
  土の表面が乾いていたら水をたっぷりとあげて下さい。新芽の時期や夏場には、樹が水を欲しがりますので、水の管理には注意してあげて下さい。


*「にらめっこ」2019年 3月4月号 掲載に加筆修正

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