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no.3 オフからはじまる八の字時計|ゆるデジタル・デトックスはじめてます

ちょっとご無沙汰してしまいましたが、ゆるデジタル・デトックス順調に続いています。今は、デジタル機器をオフにする時間からスタートする時間表を作って、4日に1時間ずつスタート時間を繰り上げています。

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今週は21時からオフラインタイムがスタートします。昨日はうっかりして21時半スタートになってしまいましたが(汗)。

手を動かして、とりあえずどんどんプロトタイプを作って試してみています。

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はじめに作ったのはこんな感じ。でもオフ時間が12時間を超えると被ってきてしまうので・・

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連続性が欲しいなと思い、いろいろ考えた末、八の字時計なるものに落ち着きました。わかりにくいですが、オフの時間から一日が始まって、真ん中を起点としてまた次のサイクルが始まる、というような感じです。

前回のシュタイナーの絵の教室で、レムニスカートのフォルメンを描いたことにヒントをもらいました。


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虹色色鉛筆で塗っています。


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並ぶと可愛いです。やっていて楽しい。やり心地がいいことはすごく大切です。
最終的に真ん中に二回戻って八の字が閉じると羽を広げた蝶々みたいになる予定です。

これをやっていて面白いのは「24時間が0時から始まる」という感覚が消えてくることです。デジタル機器をオフにした時間がいつでも私にとっての24時間の始まりで、さらに、夢をよく見るので毎朝何かが終わった状態から始まる、という感覚で目覚めるので朝身体がすっきりとオン状態になります。


ルールは「オフの時間を一日一時間繰り上げる」ということだけにして、そのあとは何をしてもいいし、何時に寝てもいいと決めたこと。これがとても大事なことでした。特典やおまけをいろいろと付けない。

デジタル・デトックスについて調べてみると、クリエイティブになりますよ、とか本を読む時間が増えますよ、とか、寝る時間が早くなりますよ、とかいろんな効果がうたわれているのですが、そんなことは忘れる。気にしない。

そもそも元々夜ふかしが好き、かつネットサーフィンが好き、な私にとって両方を制限するのは苦痛なわけで、いくら良いとされていても両方に制限をかけるって、建設的でないなぁと思ったのです。それに天邪鬼な性格なので人から効果を限定されるとやりたくなくなる(笑)。


でも、面白いことに、自然と本を読むことが増えたし、夜身体が自然にオフモードに入って眠くなるので夜更かしもしない。あぁ、みんなが言っていることは本当だったんだな、と今更思っています(笑)。

そして一つ面白いのは、インスピレーションの受け取り方が変わったことでしょうか。夜寝る前に相変わらず、インスピレーションはわいてはくるけれど、頭が忙しくなることはありません。だらだらいろんなアイデアが出てくることが減って、「これ!」というものを短期集中的に受け取れるのでその他のことは「寝ながら処理するだろう」とベッドに向かうことができます。

むしろだらだら出てくるものは「まだ発酵が足りないな」と受け流したり漂わせておくことができるようになりました。そして日中、娘と公園で穴を掘っていたり、野菜の皮を剥いていたり、全然関係のないことをしている時に「あぁ、そういうことだったのか」と腑に落ちることが多いです。

もしかしたら私はインスピレーションに対してちょっと潔癖だったのかもしれません。私はもっとインスピレーションに対しては大らかであってもいいかもしれない、なんて感じた秋。


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