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水との対話 -water color-

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シュタイナー教室のにじみ絵や、二十四節気の水彩画など。 水彩を通して自分の中の水との対話を試みています。
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2022年7月の記事一覧

《創世記 第五日》今は不思議なことがいっぱい起きているけど、あとでわかるでしょう |裏の畑美術部

7月19日。 シュタイナーの絵の教室『裏の畑』では、水彩では3月より創世記のテーマを描き始めて、第五日目となりました。この日は絵を描き始める前に、今まで描いた第一日から第四日までを並べて振り返りました。 点と線がつながっていくように。 普段あまりなじみのないニュアンスで書かれた創世記。一つ一つでみるとよくわからないものが、一連の流れとしてみてみると新たな発見があることも。 描いた瞬間はわからなかったことも、描き続ける中であぁそうなんだなと気づいていくものをその都度その

太陽からのラブレター|小暑のうた

『天の川』 ぶつかることで失うものがある けれど、 ぶつかって始めて見えるものもある 異質なものが相対し、 せめぎ合えば合うほどに輪郭は解かれ、 混沌という新たな線のゆりかごが生まれる 今までお互いを囲ってきた線と線は やがて混じりあって 一本の道となる どうやったらぶつからないのか どうやってぶつかったらよいのか その問いの答えは 同じところへ続くもの その問いの本質は 全く違わないのだ