マガジンのカバー画像

水との対話 -water color-

94
シュタイナー教室のにじみ絵や、二十四節気の水彩画など。 水彩を通して自分の中の水との対話を試みています。
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

《創世記 第三日》 何になるかをはじめから知っている|裏の畑美術部

5月17日。 シュタイナーの絵の教室『裏の畑』。 水彩では3月より創世記のテーマを描き始めて、今日は第三日目。 はじめに、アントロポゾフィー的に生物の発生や進化について考えると?というお話からスタート。ダーウィンの進化論的に順番に系統だって発生していくという考え方もあるけれど、アントロポゾフィー的には「そのようになろうとしていたものがはじめからあって、それが形になっていく」というように考える。 これはこの日の後半のBody workで扱うミンデルのプロセスワークにも通じ

太陽からのラブレター|立夏のうた

あそべ あそべ うたえ うたえ おどれ おどれ 意味なんて考えず、 形にする必要なんて考えず、 衝動のおもむくまま 体が動きたいまま ただただ あそび ただただ うたい ただただ おどるから 浮かび上がってくるものを受け止めてほしい * 2022年5月18日 立夏に寄せて

太陽へのラブレター|穀雨

ハラハラと舞い落ちる花びらは いつの間にか、 頬をつたう温かいものへと変わっていた はじまりとさようならは、 いつも同じ顔をして立っていて 彼らは心の中をいたずらにかき回す けれどその真ん中に、 真っすぐ伸びる一本の道を見つけた その先に何があるのかは分からない でも、わたしの腹の声は、 ささやくのです 「たしかにここなんだ」と。 わたしは進む その他の道に別れを告げながら