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Body work講座 & お話会

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#牛

牛の引っ張る力が私の足を地面に踏ん張らせてくれる|裏の畑Body work部『十牛図のワーク』

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。後半のBody work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の美術部の様子はこちら↓ 10月18日。 秋の土用にもうすぐ入ろうとするところで、秋らしさを楽しみつつ段々と冬の足音が大きくなってくる頃でした。この日は、第四図『得牛』を体感できるワークをしました。↓これですね。 牧人は探し求めていた牛をようやく捕らえます。しかし、牛は強くなかなか思い通りにはなってくれません。この図で牧人が牛と引き合っている縄は、プロセス指向心

「エッジ」って何ですか?|裏の畑Body work部『十牛図のワーク』

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。後半のBody work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の部の絵の教室はこちら↓ 9月20日。 秋分を目前に控え、夜が深まっていきます。シュタイナーは、秋は闇の深まりとともに、人の内側では影との戦いがはじまると言いました。この日は、自分の中の影の部分(牛の領域)と目に見えている現実(牧人の領域)の境界である『エッジ』について学びを深めていきました。 ユング派の心理学者、プロセスワークの創始者であるアーノルド・ミンデル

「牛とわたし」を描いてみよう|裏の畑Body work部『十牛図のワーク』

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」の後半、Body work部で『十牛図のワーク』を担当しています。前半の部の絵の教室はこちら↓ 8月30日。 季節は処暑。太陽の熱が引いてきて、外に向かっていた気持ちがだんだんと内側に向いていきます。第三図までを終え、これから後半へとさしかかる十牛図にぴったりの季節となってきました。 ここまでやってきて、だいぶ「牧人と牛」、「頭でわかることと影の領域」についての理解が深まってだと思います。そこでこの日は、「牛とわたし」を絵にしてみ

ただ話す・ただ聞くためにそこにいる|裏の畑Body work部『十牛図のワーク』

月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」の後半の部で、Body work講座を担当しています。前半の部の絵の教室はこちら↓ 7月19日。 明日に夏の土用入りを控え、なんとなく身体がどっしりとした重みを感じ、気持ちも内側に向かっていくような空気を肌に感じていました。この日は、ワークブックに沿って十牛図の第一図〜第三図までをたどりました。 第一図の人生が折り返し、自分探しの旅が始まったきっかけやその感触についてまずは語り合いました。第一図に関してはこちらの記事で書いています