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脚下照顧

今日は、自分の好きな言葉を紹介しようと思います。
随時、僕の好きな言葉を、このnoteで紹介していければと思います。
今日はその第1回目です。

『脚下照顧』(きゃっかしょうこ)
僕がこの言葉に出会ったのは、2年前の入社式後に行われた歓迎会の席でした。
歓迎会というか法人全体の年度報告会、今年度の目標等を各事業部から発表する会も合わせての会でした。
当時、新入社員だった僕は、右も左も分からず、ただただ初めて会う人たちの顔と名前を覚えるのに必死で、配膳されていた料理が何だったのかを全く覚えていません。
そんな中、席が一緒だったおじさん(評議員の大御所さん)が割り箸が入っていた箸袋に、ささっと書いて、手渡してくれたのが、この『脚下照顧』です。

意味は、自分の足元をよくよく見よという意。もとは禅語で、他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。
転じて、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことをいう。
「脚下」足元の意。転じて、本来の自分、自分自身。
「照顧」
反省し、よく考える、また、よくよく見る意。
※出典:三省堂新明解四字熟語辞典

まぁなんというか、手堅いですよね。笑
それでも新社会人のスタートの日で、個人的な心持ちとしてはこれからの自分にワクワク、ドキドキし、浮ついていた自らの気持ちを引き締める言葉になったことは確かです。

さらに、僕なりの解釈を加えると
『今の自分にできることを考え、自分を見つめることが、自分自身の未来を照らしていく。』
になります。
(※今後、紹介していきたい言葉も僕なりの解釈があるので気にしないでください。笑)

僕はこれからの人生でやりたいことや成し遂げたい夢、目標がたくさんあります。
だけど、それを想うだけじゃなく、それを果たすために必要なことをコツコツと足元を見ながら、今の自分に足りないことに焦点を当て、積み上げていく。
そんなことを教えてくれた言葉です。
これからも、社会人になった日にもらったこの言葉を胸に、精進していきたいと思います。

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