Mon journal 🇸🇳【Jour 8〜9】

はじめに

Bonjour!
僕は今、JOCVの2022年度4次隊、障害児者支援の隊員としてセネガルに来ています。
このnoteはどこまで続けられるか分かりませんが、セネガルでの日々を記録に残したいと思い始めました。
ここには個人的な感想や想いを正直に綴ろうと思います!
セネガルのことやセネガル人のことを僕はまだ何も知らないし、本当のことは何も分かりません。
なので、セネガルに来た一人の日本人の勝手な感想や想いだと思って、読んで頂ければと思います。

Jour 8 (8日目)

2023年5月2日

昨日の日中にお散歩して、だいぶ日焼けしたこともあり、ぐっすり寝れました。
喉の痛みはなくなり、鼻水だけジュルジュルしております。

今日は、一緒に来ていた先輩方が体調を崩していることもあり、予定が変更になりました。
初めてホテルから一人でタクシーに乗って、事務所に向かいました。
なんとか着いたので良かったです。

午前中は、明日予定していたオリを前倒しで行い、VCさんやHAさんと面談を行いました。
午後は、顧問医の先生の所に行き、診察をしてもらいました。
HAさんも同行してもらいながらではありましたが、フランス語での診察に、緊張しつつもなんとなく分かるのは嬉しくて、日本とは違う視力検査的なやつも面白かったです。

バナバナさん

バナバナさん。
Bana-Banaさん？
正確には分からないのですが、バナバナさんです。

日本にはいませんが、外国には割といると思います。
どの国でも「バナバナさん」って言うのか分かりませんが、ちょっと他の国の人に聞いてみようと思います。
セネガルでは綴りや意味は分かりませんが、「バナバナさん」がいます。

どうやって説明したらいいのか………。
車道を歩きながら、ものを売る人。
車に乗っていると、商品を「買わないか？」って言ってくる人。
これでなんとなく伝わりますかね？
露店とか屋台で、その場にstayして商品を売るのではなく、売る人が両手に何かを持ちながら、買ってくれそうな人に近付いて売っていく感じですかね。

セネガルにはそんな人がたくさんいまして、基本的には地方から出てきている若者がやっているらしいです。
それで売っているものも様々なんですが、基本的に一人一品を持って売ってるんですよね。
ただ、その売っている商品が「なんでこれを選んだの？」っていう人がいるんですよ。

大量のサングラスを持っているバナバナさん。
ティッシュ箱を数箱持っているバナバナさん
数珠みたいなブレスレットを腕にたくさん着けてるバナバナさん。
セネガル人でタバコを吸う人は見たことないんですが、木の枝みたいなのを口に咥えている人はたくさんいて、その木の枝を持っているバナバナさん。
(※その木の枝は、歯の掃除で使ってるそうです。セネ人は歯磨きで歯ブラシも使いますが、その木の枝でも行うそうです:後日追記)

ピーナッツを売っているバナバナさん。
→ピーナッツは定価が決まっているらしいですが、分かりません。
あとはパッと思い浮かばないのですが、いろんなものを売っているバナバナさんがいます。

他にもなんか疑問が湧いてくるんですよね。
例えば、
売っている商品は被らないように、青年たちで相談しているのか。
自分で売るものを選んでいるのか。
それとも今日は「これ！」って決まっているのか、決められているのか。
セネガルでは値札が付いていないものは、基本的に「いくら？」って聞いて、「〇〇」って、言われた値段に対して、「まけて」「高い」とか交渉したりしながら買います。たぶん。
なので、そもそも、買う側は車に乗っているのに、いざ買うとなったときに値段を聞いて、交渉して、まとまるまでバナバナさんは車に並走して走ってこれるのかとか。
などなど。
そんな感じです。

サシ飯

夜は、とある人に、サシでご飯に連れていってもらいました。
元々、JOCV3人で誘われていたんですけど、自分一人になってしまいましたが、予定通り一緒にご飯に連れていってもらいました。
ダカールのアルマジという地域にある大西洋に沈む夕陽が見えるお店で、牡蠣やウニ、貝類、エビ、チョフを頂きました。
海鮮系はお腹が当たらないか心配でしたが、控えめに食べたので大丈夫でした。
残念がら夕陽は曇っていて見えませんでしたが、もちろんご飯は美味しくて、ビールやワインも頂きました。
そして何よりも、初対面ではないにしろ、サシで飲みにいくのって苦手意識があったのですが、そんな心配もよそにあっという間の時間でした。
セネガルに来て1週間が経ち、オリエンテーションを受けながら、今までとは異なる感覚を抱いてます。
それが何なのか、自分でもモヤモヤして分からなくて。
自分が一番分かってるはずなのに
何のために自分はここに来たのか？って。
自分は今、何のためにここにいるんだろう？って。

今はまだ、1人の時間や空き時間が多くあったり、VCさんやNSの人たちの後ろについて回って、フランス語でのやりとりも、ままならなくて通訳してもらってばかりです。

それでも何かを強要されると言うか、今までのプログラム・訓練の過程では、実習生・訓練生として期待される結果や目標みたいのがあって、プログラムや訓練の中で勝手に身につかせるように仕向けることや自然と気付かせるような節がおそらくありました。
言い方が悪いですね笑
そういうねらいや意図の詰まったプログラム・訓練だったと思うんです。

でも今は、もちろんオリ等でも学ぶことはたくさんあるんですけど、今までみたいなねらいや意図が見えなくて。

そんなしょうもない疑問を、久しぶりに酔いがまわりながら、ご飯に連れて行ってくれた方にぶつけました。
「僕たちJOCVに何を期待してるんですか？」と。この上の文を補足しながら尋ねました。

そんなしょうもない疑問をぶつける以前に、お互いの芯に迫るような深い話をたくさんしていのもあり、回答を聞きながら、すごく腑に落ちたんですよね。
それをここに全て書くには、まだ僕のボキャブラリーや文章力では難しくて、頭の中？心の中？ではフワッと腑に落ちてるんです笑

少しまとめてみると
今はJOCVという立場がどんな立ち位置なのか掴めてないのもありますし、分からないことだらけなのですが、
きっとJOCVとして僕が何をしても、何もしなくても基本的には誰も何も言わないと思うんです。
ただ
ここにはきっと助けてくれて、アドバイスもくれて、力になってくれるスペシャルな人たちがたくさんいて、それをどう活かしていくかは自分次第なんだと思います。
こんな感じです。

またちょっと今日も明日も自分と向き合ってみようと思います。

Jour 9

2023年5月3日
こっちに来て、初めて夜中に何度も目が覚めました。寝れなくても目を瞑って、横になってたので疲れはなくピンピンしてるので大丈夫です！

今日は午前中のみでした。
NSさんと一緒に行動して、いろんな手続きを全部やってもらいました。
僕がやったのは自分の名前を漢字で書くくらいで、現地の人とNSさんが話すフランス語会話も数単語くらいしか聞き取れなくて、何を言ってるのかも分かりませんでした。
語学ができなくても、海外で最低限の生活をするのは何とかなると思ってます。
ですが、語学ができることで広がる可能性や伝えられる・伝わる嬉しさ、分かち合える確率が圧倒的に高くなると思います。
自分がもっともっとセネガルのことやセネガル人のことを知りたいからこそ、フランス語やウォロフ語を勉強しなきゃなと思う。

明日から現地語の一つであるウォロフ語を3週間学んできます！
それじゃ今日はこのへんで。