Mon journal 🇸🇳【Jour 2〜7】

はじめに

Bonjour!
僕は今、JOCVの2022年度4次隊、障害児者支援の隊員としてセネガルに来ています。
このnoteはどこまで続けられるか分かりませんが、セネガルでの日々を記録に残したいと思い始めました。
ここには個人的な感想や想いを正直に綴ろうと思います!
セネガルのことやセネガル人のことを僕はまだ何も知らないし、本当のことは何も分かりません。
なので、セネガルに来た一人の日本人の勝手な感想や想いだと思って、読んで頂ければと思います。

Jour 2（2日目）

2023年4月26日
夜中に一度目が覚めてしまったけど、ぐっすりと眠れました。
朝食はホテルで頂き、JICAセネガル事務所に向かいました。

セネガル事務所に到着し、事務所スタッフの方々に簡単に自己紹介をし、事務所内を案内してもらいました。
隊員が使えるルームや図書室などがありました。
この日は、SIMを買いに行ったり、会議室で赴任時オリを受けました。
この日のオリのメインは安全と健康の２つです。
これまでも訓練所で、散々オリエンテーションを受けてきましたが、ここに来て実感が湧きましたね。
自分の身は自分で守ること、健康面は日本にいるときは基本的に頑丈でしたが、過信せずに体調管理をしていきたいと思います。

コロナに退避になった先輩隊員が同時期に、再派遣となったこともあり、自分一人ではないことが何よりも安心感があり、心強いです。
今はまだ、何をするにも先輩たちの後ろを付いていくだけですが、少しずつ独り立ちできるようになりたいなと思います。
現在、セネガルにいるJOCVは僕を含めて10人となりました。
そのうち、セネガルの首都であるダカールに配属され、生活をするのは、僕一人なので、首都だからこそ環境的にも、生活水準的にも揃っていて、不自由さを感じることはほとんどないと思いますが、心寂しくもあります。
もちろん、VCさんや専門家さんなどのJICA関係者や、日系企業や大使館関係者などの日本人は多くいるので、そういった繋がりも築いていきたいと思います。

もう一人の自分？

携帯が手放せない日常である今。
海外でスマホを使うには、レンタルのWi-Fiを持ってきたり、海外利用時のオプションを契約している人もいるかと思いますが、だいたいの人はSIMを購入するかと思います。
僕もSIMを購入しました。
SIMの購入にあたっては、VCさんとNSの方にも同行してもらって、購入手続きをしました。
購入の際にはパスポートを見せて、SIMを売ってくれる人が旅券番号と名前を、おそらくそれ専用の端末に打ち込んで、新しい現地での電話番号をもらったり、手続きを行なってくれます。
※実際の手続きの内容は不明です。ほとんどNSの方がまとめてくれたのでわからないです。

通常、この手続きに不備というか、時間がかかることはありません。
ですが、僕の番の時だけ、エラーが起こりました笑
理由はなんと、「同じ名前の人がすでに使っている」とのこと。
「え？？」「どゆこと？」
その場にいた全員、「？」って感じでしたね。

日本でも、同姓同名の人にすら会ったことないのに、海外に来て同姓同名の人がすでに僕の名義でSIMを使っているという謎の現象が起きたため、僕の名義では契約できないとのこと。
なので、一旦VCさんの名義で携帯を使えるようにしてもらいました。
なんだか、携帯を初めて買った中学生みたいな気分でした。

その後、セネガルでいうLINEみたいな位置付けのWhatsAppをダウンロードして、使用を開始すると自分の連絡先の中に、同姓同名の人がいて、しかも漢字も全部一緒。
しかも名前は漢字なのに、紹介文的な欄にはスペイン語で何か書いてあり、プロフィール画像には赤ちゃんを抱いている女性の人だったので、ゾッとしました。
すぐにブロックして、削除しましたね。
セネガル2日目にして、珍事件が発生しましたが、翌日、再度SIMを購入したお店に行き、再手続きをしたら、今度はフツーに「OK」となり、滞りなく手続きができましたので、自分の名義になりました。
日本だったら、きっと原因を究明したり、何かしらの届出的なものが必要になったりすると思うのですが、翌日には何事もなかったかのようにできちゃうのがセネガル、アフリカなんですかね？
とにかく、原因は僕にも分かりませんが、気にしてもしょうがないので手続きが完了できて良かったです！

Jour 3

2023年4月27日
時差ボケの影響もなく、ぐっすりと眠れましたが、喉が痛い。

この日から、ホテルからJICA事務所へは自分たちでタクシーを手配して、向かいました。
まぁ手配してくれたのは先輩なんですけど。
アプリはダウンロードしたので、チャンスが来たら僕も手配してみます。

今日は在セネガル日本大使館に表敬訪問に行きました。
日本でも自治体に表敬訪問に行きましたが、自治体の首長さんや副首長に当たる人たちに会うのは人生でもなかなかないので、若干の緊張もありますが、楽しみの方が多いです。

この日も大使館に着いて、セキュリティチェックなどを行い、中に入りました。
でも、なぜか日本の大使館が刑務所の目の前にあるのは治安上いいのかなって不思議でしたが………。
いろんな話ができて良かったです！
噂によると、セネガルにも日本食レストランはいくつかありますが、大使公邸で食べる日本食が一番美味しいとのことなので、いつか招待されるのを楽しみにしたいと思います！

大使館を後にして、事務所に戻りました。
その後は、セネガル事務所の所長講和をお聞きし、そのまま昼食を一緒に頂きました。

昨日も昼食はVCさんと頂き、「チェブジェン」を食べました。

チェブジェン

ヤッサプレ

今日は、「ヤッサプレ」を頂きました。
どちらもセネガルの伝統料理で、日本にいた時も、アフリカ料理屋さんに行って食べたのですが、全く違う料理を食べているかのような感覚で、とっても美味しかったです。
日本で食べた料理も美味しかったんですけど、セネガルで食べた方がもっと美味しかったですね。
はい。まぁ、食にこだわりもないので、正直、味や感想は参考にならないと思いますが…。
これから多くのセネガル料理を食べる機会があると思うので、楽しみです！

Jour 4

2023年4月28日
今日もぐっすり眠れましたが、喉の痛みと鼻がむずむずしてきました。

この日もまずは事務所に行き、今日はセキュリティツアーということで、元警察官？憲兵団？の人と車に同乗して、ダカール市内の危険な場所や気をつけることを教えてもらいました。
ただ、そのおじさんが1時間ほど遅刻してきたんですけどね笑

トータルで2時間ほど車で市内を案内してもらいました。
車内にいても、危なそうな雰囲気が分かりました。
でも、地方に行くときなどにどうしても利用せざるを得ない状況もあるため、しっかりと防犯対策をしていきたいと思いますし、その場所だけでなく、いろんな場面でも応用できると思うので、対策をしていきたいと思います。

事務所に戻ってからは、近くのタコス屋さんでフランスパンにスパゲッティとオムレツ、辛めのソースを絡めたものを挟んだやつを買って、食べました。
こっちに来てから、フランスパンをめっちゃ見ます。
丸々１本のカチカチのフランスパンを頬張ったり、何かをつけたり、挟んだりするセネガル人を何度も見てます。
きっと、僕もセネガルに慣れてきたら、自分の住む場所が決まって、生活が整ってきたらフランスパンにまみれた生活になるんですかね？
パンは好きな方で、硬いパンも好きなので大丈夫かなと思ってます。

午後は、次長からセネガルでの事業概要をお聞きしました。
意外とというか、当たり前ですがフランスパン１本食べると、お腹に溜まるんですよね笑
めちゃめちゃ眠くもなりましたが、しっかりと事業概要を聞きました。
なぜ自分が派遣されているのか？
JICAがセネガルでどんな事業を展開しているのかを、ザックリとですが大枠を聞くことができました。

まだまだ勉強不足なので、知らないことばかりです。
おそらくJOCVの活動は国際協力の最前線での活動だと思います。
それすらも分かりませんが。
自分の活動の根拠となっているのは何で、なんのために派遣されているのか、なぜ派遣されたのか…etc。
知っておかないといけない根幹をもっと知りたいなと思っています。
これから、自分で調べたり、勉強していきます。
あとは、セネガルに来てばっかりであれですが、今後の進路も考えていて、大学院とかでより、国際協力を専門的に学んでみたいとも考えています。
まだどうなるか分かりませんが、まずは目の前の活動やオリを一つずつこなしていきたいと思います！

Jour 5/6/7

2023年4月29/30/5月1日
日本はGWですかね。

セネガルでも5月1日は「May Day:メーデー」【国際労働者の日】のため、土日と合わせて３連休でした。
セネガルに来たばかりだったので、３連休があって良かったです。

この３連休では、先輩隊員の方に首都のおすすめスーパーなどを案内してもらったり、専門家の人のお宅のお邪魔してご飯を食べたり、色んな話を聞いたり、VCさんのお宅にも招待してもらってご飯を頂きました。
あとは、一緒に来た先輩2人が体調不良になってしまったこともあり、一人でちょこっとホテル近辺を散歩したりもしました。

赴任時オリは、明日と明後日で修了し、これからは現地語の一つであるウォロフ語を現地の語学学校で3週間ほど学ばせてもらいます。

まだまだ知らないことだらけで、苦労することばかりだと思いますが、それも、今ここでしかできない経験だと思うので、自分の糧にしていきます！