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チェックボックスを使わない選択

【概要】タスク管理でチェックボックスを使っている方もいると思いますが、今日は僕の経験から「使わない」という選択について、その背景にある考え方をシェアします。絶対に使うな!ということではありませんので、僕の考えを理解していただけたら幸いです。


こんにちは、ヒロです。

数あるブログの中から、僕のブログにお越しいただきありがとうございます。簡単に読める記事を目指していますので、ぜひ最後までお読みください。

このブログでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための自動化ツールの情報をお届けし、その結果生まれた時間を大切な人との時間や趣味、スキルアップに使っていただければと考えています。


使う人は誰れ?

仕組みを作る際やツールを使う上で大前提として考えるべきことは、「使う人は誰?」ということを明確にすることです。以前もお話ししましたが、自分ひとりで使うものであれば、何でも構いません。しかし、チームで使う場合や誰かに作業を依頼する場合には、他の要素を考慮する必要があります。

チェックボックスを追加する

特にGoogleシートでは、マウスで範囲指定し、挿入からチェックボックスを選ぶとセルに追加されます。

このGoogleシートはARRAYFORMULAを説明するために作成したものです。関連記事のリンクもご覧ください。

チェックボックスのここに注意

複数人で使用する際にチェックボックスについて知っておくべきことは、誰でもチェックボックスを触れるだけでチェックされたり外れたりする、つまり、データの改ざんの可能性があるということです。意図的かどうかに関わらず、データが変わる可能性は大いにあります。

対策法の一例

チェックボックスの代わりにプルダウンメニューを使うことが、データの改ざんを防ぐ簡単かつ効果的な方法です。

プルダウンメニューは、

  1. マウスでプルダウン⇓をクリック

  2. リストから選ぶ

という2ステップの動作が必要なため、意図しない限りデータが書き換わる可能性が低くなります。

なぜデータの変更を嫌うのか?

先日の記事でお話ししたように、社会人になりたての頃、パートの女性が部品登録作業をしていた際に、同じ部品が一文字の違いや空白の有無で重複して登録されていたり、類似部品が登録され購入量が少ないまま放置されていたりと、不正確なデータの登録が多く見受けられました。この経験から、何とか改善する方法はないかと考えるようになりました。

僕は繊細すぎるかもしれませんが、先日ソフトウェアのアップデートのミスで航空業界に混乱が生じたことをご存じの方もいるでしょう。データは空白ひとつでも全く異なるデータとして扱われます。

まとめ

データ入力そのものがなければ、この記事でお話ししたようなデータ改ざんも発生しませんが、ほぼ必ず一度はデータ入力が発生します。データが勝手に書き換わられないようにするためには、チェックボックスのような単純なツールの使い方にも注意が必要です。特に複数人でデータを共有する場合、意図しない変更を防ぐための対策が重要です。

チェックボックスの代わりにプルダウンメニューを使うことで、データの一貫性と正確性を保つことができます。これは、時間と労力を節約し、結果としてプロジェクト全体の効率を向上させることにも繋がります。

僕の経験から学んだことを皆さんと共有することで、皆さんのタスク管理やデータ管理が少しでも改善されることを願っています。ぜひ、試してみてください。そして、次回もまたお会いできることを楽しみにしています。

では、次回をお楽しみに!


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