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神域リーグ2023 勝手にドラフト感想①

2023年3月31日。運命のドラフトが行われた。
6万人以上の同時接続、1日で32万人と、神域リーグ2022を超える視聴者数を叩き出した驚異的なイベントであった(2023年4月1日現在)。

結果について各人思うことは多々あるかと思う。
時間が許される限り、同時視聴配信、ドラフト後の配信、Twitterなど、できる限りの情報には触れた(まだ足りていない自覚もある)。

惜しむべきは15という限られた枠の数だと思っている。

今回のドラフトは、麻雀の熱をさらに外に拡げ、新たなファン・市場を獲得するという点で明確な狙いがみられた。

ドラフトに選ばれた15人の選手と監督、そして神域リーグを支える運営の方たちは、昨年以上に盛り上げなければならないというプレッシャーの中、それを跳ねのける熱狂を神域リーグ2023で創り出してくれることを期待して、今回のドラフトについて感想を述べていこうと思う。

※ここからは、筆者の個人的想いを多分に含みます。
 不勉強な部分や不快に感じる表現もあるかと思いますので、懐の深い方のみ読み進めてください。
 誤りについては随時修正していきます。

※敬称略。各チームメンバーの画像は上記配信からのキャプチャです。

チームアキレス

神域リーグ2022から一転、チームの選手を全て男性で固めたチームアキレス。配信やTwitterなどで「麻雀をするチームなのか?」「別のゲームをするためのチーム編成では?」と疑問の声も挙がったが、監督本人が「一次会」「二次会」と伝えたとおり、麻雀・APEXどちらも両立させ、双方のファンを交流・拡大させることを使命としたチームとなりそうである。

ドラフト指名の基準は昨年と変わらず、数多くのVtuberとコラボを行い、かつ関係の深い候補者も多い中、苦渋の選択を迫られている多井監督にとって「恩義」「義理」を感じる候補者を軸に選んだ感が強く感じられた。加えて、さらなる麻雀ファン拡大のために、大胆に舵を切った様子がうかがえる。

APEXを引き合いに出してMリーグでの不調を揶揄する声に憤りを感じていた、という某配信での涙ながらの訴えに応えてかどうかは不明だが、APEXでもチャンピオン、神域リーグでもチャンピオンを実現するチームとなってもらいたい。

※Neo-Porteメンバーについては不勉強な部分が多く、今後の配信を見つつまた機会を見てコメントしたいと思っています。

チームアトラス

個人的には、最も神域リーグ2022の雰囲気・要素を残したチームではないだろうかと思っている。Vtuberトップクラスの実力者、真摯に麻雀に向き合っており成長の伸びしろが期待できる初~中級雀士、チームメンバーをつなぐムードメーカー、配信者としてのプロレス巧者、そして機械オンチのずんたん監督の介護者。

タイムシフト同時視聴で咲乃もこにプロレスを仕掛ける宣言をしていた歌衣メイカ、無限特訓で「勝くんを泣かせていいんだよね?」とショタ虐癖をこじらせた咲乃もこ、弟ムーブで二人を骨抜きにするであろう鈴木勝、彼ら彼女らのワチャワチャをニコニコしながら眺め、たまにラインを踏み外すずんたん。ある意味、最もバランスの取れたチームではないだろうか。

ドラフト会議でずんたん監督が述べていたとおり、他の監督と比べて配信頻度が少ないという点が気がかりではあるが、監督の指導により雀力を磨き上げた歌衣メイカ、麻雀でもチーム運営でも支えとなる咲乃もこを中心に、多種多様なコラボによって、チームとしての配信頻度はもちろん、各選手の雀力を高めていってくれることを期待したい。

チームゼウス

これがゼウスの選択なのか…!?という驚きと、そういえばゼウスって本来神話ではこうだったわ…という納得の選択。ゼウス工業高校からゼウス女学院への転身と一部で言われてはいるが、実は雀力が高く打ち筋も特徴的なメンバーが集まっているバランスの取れたチームといえるのではないだろうか。

ドラを愛しドラに愛されたドラゴンガールのあまみゃ、師匠の牛さん譲りの、空気を読まずに和了する悪いところが出るルイス、麻雀巧者から安心して見ていられると言われる安定した打ち筋のりつきん。そこに別解を求め、麻雀を楽しむことを是とするたろう監督の教えが加わることで、彼女たちがさらに化け、神域で大暴れする姿が期待される。

チームアトラス同様、配信頻度の少ないたろう監督、表で段位戦を打つことが少ない天宮こころ、桜凛月と、全チームの中で最も麻雀配信に不安があることは否めない。その中、ほぼ毎日昼に段位戦配信をしているルイスがどこまでチームメンバーを巻き込んで神域色を強めることができるか、期待したい。

チームヘラクレス

監督と選手の距離が近く、企画力・歌唱力・配信者力に加え、プロレスにも強く、かつ麻雀の師匠 ≒ 監督という点では、神域リーグ2022のチームアキレスを彷彿とさせるチーム構成となった。強固なチームワークかつ、麻雀に対する取り組みの真摯さで言えば、5チーム中トップクラスと言っても過言ではない。

一点、麻雀の師匠≒監督ということは、ただでさえ多忙な松本監督の負荷が増え、場合によっては指導を受けられない時間が多いということであり、それがチームヘラクレスの弱点となる恐れがある。しかしそこは流石のはねるくみちょ。早々にヘラクレスOBである千羽師匠にコーチ打診を行い、不安を払拭している。

個人的には、神域リーグの各チームを繋げる役割はチームヘラクレス、もとい因幡はねるが多くを担っていると考えている。Vのから騒ぎだけではなく交流戦(という名のカチコミ)などを通して、チームの垣根を越えて神域リーグというイベントを全員で盛り上げるということを波及させてほしい。くみちょ、勝手なお願いで申し訳ありません。頼みます。

チームグラディウス

個人的には最も神域リーグ2023の意図を形にしたチーム構成となっていると考えている。Twitterで指摘していた方がいたが、魂天になるために必要な麻雀、雀豪で伸び悩んでいる打ち手に必要な麻雀、初心者がジャイアントキリングするために必要な麻雀と、幅広い視聴者の誰もが神域期間中の配信を楽しむことができ、かつ雀魂・麻雀の普及に繋げる土壌づくりは、他のどの監督よりも実現できていると考えている。

一方、多忙な主催、初対面のななしいんくライバー、個人勢の弟子と、選手同士の繋がりが薄く、当初は監督対選手の1対1×3のコミュニケーションから始まる可能性がある。一日も早くチーム顔合わせを行い、練習配信、コラボを通して、他チームに負けない連帯感を生み出してくれることに期待している。

神域リーグ2022の盛り上がりを受けて新たに生まれたチームグラディウス。神々(の名を冠するチーム)をなぎ倒し、神域に波乱の展開を呼び起こすことで、来年・再来年の神域リーグ新チーム追加・選手枠の拡大に繋がる働きを是非とも果たしてほしい。









各チームに対する期待を込めたコメントは以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

引き続き神域リーグを応援していきたいと思っていますが、
その前に1記事だけ、いち神域リーグファンとしてどうしても書きたいことを書き散らかします。

一言で言うと「神域リーグ2023、安牌抱えて打ってると思って良いんですよね?」です。


画像出典 のいめ@no_imaaage さま

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