このnoteについて
わたしは昭和34年(1959年)東京の城南地域である商店を営んでいた家庭の長男として生まれました。すでに還暦をこえた年齢になってしまったわけですが、どうも最近、何となく自分の人生をふり返ることが多くなったような気がするのです。
残りの人生が、どう考えても、もうこれまで生きてきた時間より短くなったことを自覚するようになったら、だんだんと自分が子どもの頃から経験したこと、感じたことなどをいろいろと書いてみたいような気分になったのです。
最初に人生で一番インパクトのあった、難病について書いてしまったので、なんかかた苦しい感じになったかもしれないのですが、本当は、子ども時代の他愛のない出来事とか、何よりも自分が長い間聞いてきて好きだった音楽について書いてみようかなと思っています。
だから基本的に完全な個人満足のためのnoteなんです。わたしをふくめ、ここで個人情報や、個人的な関係者をさらすつもりは全くありません。何か自分の主義主張を広めたいわけでもありません。わたしは、ある時代を生きてきた一人の人間であるということだけです。そのうえで、「ああ、この時代にこういうことがあったよなあ」、とか「この時代ってそんなんだったの?」みたいなことが少しでも残せればと思ってます
一方で、もしわたし個人を知っている人が読むならば、自叙伝というほど大げさでは無いけど、わたしという人間をより理解する補助線のようなものになるといいかなと思っているのです。わたしが死んだ後にもし子どもたちがこれを発見したら、父親のあまり子どもには見せなかった面がわかるような...
ちなみにこの「人生は川のようなもの」という言葉は、大好きなイタリアのロックバンドPFM(Premiata Forneria Marconi)の1973年のアルバム「幻の映像」(原題:Photos of Ghost)の冒頭曲の邦訳タイトル(原題:Liver of Life)からいただいたものです。
人生は川のようなもの Liver of Life by PFM
音楽というか、ほとんどがロックですが、中学生の頃から音楽だけはずっと好きだったんです。今になっても若く新しい才能の出現がとても楽しみで、自分の生きる糧みたいになっていたりします。そんな事もつらつらと、書いていければいいかなと思っています。川が川であるうちに。
令和4年(2022年)2月
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