絵本ゼミ第2期 2回目

ミッキー先生の絵本ゼミが10月9日にありました。

⑴ 前回に続いて、昔話絵本についてチームで紹介しました。

ゆいちゃんは「梨の子ペリーナ」イタロ・カルヴィーノ作、酒井駒子 絵 BL出版のイタリアの昔話でした。女の子が宝物を探しに行き、見事にもって帰るお話。古くからイタリアに伝わるお話です。

私の紹介した絵本は「やまなしもぎ」平野直 再話 大田大八 絵 福音館書店です。秋には必ず読み語りしていたお話です。発句(むかしあるところに)と結句(どんどはらい)があり、病気の母が食べたいというやまなしを山に取りに行くという課題があり、達成します。三人兄弟が登場し、3回の繰り返しがあります。「ゆけっちゃ かさかさ」「とんとん」「ざらんざらん」などオノマトペの言葉が面白く、語りやすい分になっています。大田大八さんの絵も優しく素敵です。ゆいちゃんと梨繋がりでした。

昔話絵本は「子どもたちが物語を通して生きていくことの厳しさや、援助者としての大人の存在と強さへの憧れ、知恵や勇気の大切さを学び、心の成長と自立を促す物語である」ベーシック絵本入門より

いい昔話絵本とは、課題解決がもりこまれていて、(3度の)繰り返しで乗り越え成長していくお話であり、絵と文がほどよいバランスで描かれていて、聞いていて楽しい絵本である。日本の昔話は、祖先の生きる知恵が込められている。(自分のまとめ)

⑵ 科学絵本を考える。

チーム4では「あしたのてんきははれ?くもり?あめ?」野沢勇作/作 根本順吉/監修 かがくのとも 「どろだんご」たなかよしゆき/文 のさかゆうさく/絵 福音館書店 「ダンゴムシ」今森光彦/文・写真 アリス館ほか。科学絵本は、幅広く、様々なジャンルがあります。チーム4の中では、発見できたり、好奇心が湧き、作ってみたり、触ってみたりするように興味が湧く絵本になっている。という話をしました。絵や写真がありますが、年齢が上がると、写真絵本の方がが周囲がわかるのでよい、とミッキー先生より説明がありました。図鑑との違いは、物語が組み込まれていて子どもにわかりやすい絵で、感動を目指す。知識を得るだけではなく行動に結びつけることができる絵本である。物語の筋書きや構成(プロット)がありストリーとなっていて、心を動かすものが科学絵本である。

科学絵本については、まだ参考文献を読んで、もう少し理解を深めていきたいです。

今回もあっという間に時間が過ぎていきました。まだまだ、知らない絵本、知らないことがあるので、次回も楽しみです。

チーム4 ゆかみん





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?