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霞が関出向者が転職サイトに登録してみた

霞が関に出向してついたスキルとかは特にないと思っているものの、
箔は付くのかな?と思って転職サイトに登録してみました。

高年収の転職サイトとして検索で出てきた「ビズリーチ」と「doda X」の
2サイトに登録してみました。それぞれのサイトの印象です。



① ビズリーチ

 求人数が多い気がします。過去の経歴をもとにこんな求人ありますよという案内が定期的に来ます。また転職やキャリアに関する情報もメールで頂くので、まず何から始めたらいいんだろう?という場合の基本サイトとして使えるのかなという印象を受けました。


② dodaX

 求人は数でなく質で勝負しているイメージ。メールがたくさんきすぎても面倒になってしまうので、私にとってはこちらの方が向いていそうな印象。条件がマッチして送られてくるおすすめ求人もあるにはありましたが、スカウトの人からの連絡がちょくちょくきました。スカウトの人にもプラチナ、Sといったランク付けされていたり、メッセージに私のどこを評価して連絡をくれたのかを記載してくれる場合もあったので、自分の市場価値が分かりやすかったです



〇求人内容について

 私の場合は、コンサルの紹介が多かったです。経歴に基づいてというよりもコンサルの需要自体が多いからかなと思いました。これまでコンサル会社さんと仕事をしたり、他の部署がしているのを横目に見たりすることがありましたが、マネジメントの方以外は20~30代がメインで若い人が多かったですし、他のコンサルや事業会社からの転職者であることがほとんどでした。会社の経営戦略策定のサポートといったコンサルでイメージしていた仕事よりも、人手が足りないからコンサルに業務委託をするというパターンの方が多そうでした。もはや人材派遣業のようになっているのかなと思うと、色々経験できるかもしれないけど、コンサルの醍醐味を味わえるのは本当に優秀で指名で仕事を取れる一握りの方の様です。そこにいたるまでのハードワークをするのは、子育て中の私には難しいと思ってしまいました。どうしてもクライアントの都合に合わせたスケジュールになったり、明日までに資料作ってというような突発的な依頼も多いので続けられないなと思います。



〇スカウトの人との面談について

 今すぐの転職は考えていないという前提であることを理解していただいたうえで、面談をお願いしました。より効率的に面談を進めるために、事前に職務経歴書を1枚にまとめて送っておきました。

<1人目>

・1社で長く勤めていることはポイント高い。長く勤めてくれるだろうという安心感と専門性があるとみなされる。
ただし、1社しか経験が無いというのは、転職して新しいやり方や人間関係など環境変化に対応できないこともある。

・出向経験があることは、プラス要因となる。霞が関というよりは、環境変化に対応できた経験が安心材料となる。

・出向経験は、官公庁との取引をするコンサルや事業会社からのポイントは高い。予算の決まり方など大きな流れを理解していることがメリット。

・マネジメント経験が無いことは必ずしもマイナスではない、ただし、これまでの年収をキープするにはマネジメントレベルでないと出せないと言われることはありうる。


今回は、面談そのものが初めてということをお伝えしていたこともあって、具体的な案件紹介ではなく、転職市場から見て私に需要があるのか、どのように転職を進めていくのかをお話してくださったので、私にとってはすごく有用な面談でした。

まずは転職するのかしないのか(今の会社で気になることが無いなら、そのままで全然OK)を決めて、転職する場合譲れないこと(年収・在宅勤務・業務内容・福利厚生など)は何なのか、またそのバランスをどう考えるかをはっきりさせるのが良いとアドバイスをもらいました。それがはっきりとしてきたらまたお手伝いしますね!という感じでゴリゴリ来られるわけでもなかったです。(単に私がそこまで魅力的な人材でなかったというだけかもしれませんが)



<2人目>

 もといた業界専門の人材紹介をしている方。私の職務経歴と今後の希望を具体的に質問されて実際に今ある求人を紹介していただきました。私がもともとしていた仕事は比較的会社独自のものらしく、全く同じポジションはあまりないと思うと言われました。ただ、そこにこだわらなければ近いところでの照会は可能ということでした。おおよそ会社名や仕事内容が想像できるので、より手触り感のある面談となりました。



ということで、お二人に面談していただき、逆に今焦って転職する必要ないなと思いました。専門性やスキルはつけつつ本業を頑張るのが一番よくて、どうしても我慢できないことがあったら考えるというので十分かなと思っているところです。

とはいえ、マーケットを知っておくのは大事だと思いますので、情報を継続的に入手しつつ、自分の市場価値をきちんと上げていきたいと思います。

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