人生ドテン暴落

1929、1987、2008。ニューヨーク発大暴落。87年10月19日ブラックマンデーは1日で20%以上暴落、日本株も翌日、値段が付かない売り気配一色に。一転、89年末のバブル最高値まで駆け上がる。日経平均4万円近い水準から7000円まで下がる。山一はじめ三洋、和光など証券会社は倒産、多くの証券マンが失踪した。投資グループも数多解散した。暴落は証券マン、投資家の人生を一変させる。昨今の世界株安が大暴落につながるかは神のみぞ知るだが、配当利回りベースでは日本株は突っ込み買い。ブラックマンデー当時、大暴落を知る証券マンは口を揃えて不気味な気配を嗅ぎ取っていた。大暴落は一転、急反騰しても、未来を暗示する。10月4日投資の日の700円安は、貯蓄から投資への流れを促す岸田政権に相場は皮肉な暗示なのかもしれない。

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