大谷翔平は足で稼ぎ、目で稼ぐ


#エッセイ

ピッチングとバッティングだけに着目し、二刀流と思っていたら

最近、大谷が盗塁する姿を見て
当たり前のことですが

「この人、走れるから、打てるんだ」

と確信した

走ることで、体によいリズムが生まれ、バッティングにもよい影響が出るんだと

また、大谷は「遠山(えんざん)の目付(めつ)け」(武道用語)になっていることに気づいた

彼の視線(まなざし)は、いい位置に収まっていて、威圧というより、穏やかに、遠くの山を見るように、俯瞰(ふかん)していて、彼のバランスの良さを支えていると感じた

ここで、恐れ多くも、私=おじさんと大谷を比べてみた
おじさんは、走ると膝などに負担が大きいから、競歩のように素早く歩く訓練をすれば、大谷のように出足が鋭くなるぞと
(いまさら、おじさんの出足が鋭くなって何かいいことある?と言われそうだが)。

また、おじさんは、猫背になりがちなので、いつも#目付け を正しくし、遠くを#俯瞰 すると、視野(心)が広がり、姿勢も良くなるぞと
(何をキョロキョロしてるの?と不審に思われそうだが)。

そして、嬉しい?ことに、将来、大谷のピークが過ぎて、尻目になる時、おじさんたちが握りしめている悲哀を彼も味わうことになるはず。その時、彼はどう振る舞うか、今から楽しみ?

僻(ひが)みっぽい?おじさん(たち)の視線に晒(さら)されて、
大谷は、今日も足で稼ぎ、目で稼ぐ

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