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「フルーツ王国」山形の農園に大学院生が密着!

こんにちは!
私たちは、東北大学公共政策大学院に通う大学院生です。

普段は、地方創生についてグループ研究をしています。
知事や市町村長になったつもりで、都市と地方の強みを活かした政策提言を行う予定です。
研究活動の一環として参加した、サクランボの農業体験を紹介します!

1. サクランボの里、寒河江にて。

サクランボといえば・・・山形県ですよね!🍒
今回は、山形のサクランボの産地で有名な寒河江さがえ市を訪問しました。

サクランボは収穫・選果・箱詰めを経て店頭に並びますが、旬が短いので特に繁忙期は人手不足が深刻です。

このような労働力不足を補うために、寒河江市では「さくらんボランティア事業」という、ボランティアで農作業を手伝う取り組みを推進しています。

私たちはこの事業に関心を持ち、サクランボ農家の佐藤さんの農園で収穫とパック詰めを2日間体験させていただきました。

2. まずは収穫します。 

農家の方と収穫

摘み取り方を教わった後、収穫作業に早速取り掛かり始めました。
次第にコツを掴んできましたが、大量のサクランボを摘むにはかなり時間がかかります。
農家の方の苦労に気づいた一日でした。
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突然ですが、ここまで読んでくださった方にクイズです!
サクランボは、朝・昼・夜のいつ摘むと最も美味しいでしょうか?

農園のサクランボ

正解は・・・朝です!
2日目の収穫体験は朝の5時半からでしたが、農家の方がこんなに早い時間から作業されていることを知り、大変驚きました。

3. 続いてはパック詰めです。

パック詰めの様子

サクランボのサイズを分類しながら、手作業でパックに詰めていきます。
こちらは収穫よりも少し苦戦しました。

一方、農家の方の作業は素早く、しかも見栄えが非常に美しいのです。
これぞ熟練の技ですね!

農家の方の腕前

4. 実り多い2日間でした。

収穫を終えて

今回の経験を通じて2つの気づきを得ました。

1点目は、農業に詳しくなくても人手不足の解消に貢献できることです。

地方の基幹産業は、農業であることが多いです。
農業の実態を知り、後継者の確保や労働力不足をなんとかせねば!という気持ちに駆られました。

サクランボ農家の佐藤さんが
「若い人にも収穫に携わっていただけると、発信にもつながるのでぜひお願いしたい」と仰っていたように、今後もボランティアのニーズが高まりそうです。

2点目は、ご協力いただいた寒河江市の方々の温かさです。

農家の方・市役所の方・地域おこし協力隊の方などが、農業を初めて体験する私たちに優しく教えてくださいました。
楽しみながら和気あいあいと作業できたのも、皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

貴重な経験で得た学びを今後の研究活動に十分活かしていきます!









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