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レストラン「風」

私は風が好きだ。
海から、山から、都会のビルの谷間を吹く風、私はそれら多様な風の香り、ささやき(ウィスパー)を聞く。
横須賀在住の私は、鴨居の海辺に佇む隠れレストラン「風」をよく訪れる。
いつもの窓辺のカウンターに席をとり、いつものサザエのガーリックパスタを注文する。
そして食後はノートパソコンを開き、風の語る声を書きとめる。
海から吹きいる湿った風は、レストラン内にその湿り気を置いて軽やかに去っていく。

私の書く小説はこの店から生まれる。
レモンティーを啜り、大きく開かれた窓から浦賀水道の眺望を楽しむ。
「レラ チセ(風の家)」、小説内ではそのような名前にしている。
アイ(矢)、レラ(風)、チセ(家)、ハポ(母)、皆アイヌ語であり、私の小説内では重要な意味を持つ。

機会がありましたら、横須賀市鴨居の「風」を訪れてください。

美味しいよ


サザエガーリックパスタ


「原子力空母を撃て」、好評です
ジャケット裏に 遊び心で「マップ」を忍ばせました

#風 #ガーリックパスタ #横須賀 #原子力空母を撃て #君和田怜

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