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MNI×IFMSA 国境なき医師団 勉強会part1(2024/01/29)

1月2月の勉強会のテーマを『国境なき医師団』(Médecins sans frontières)に決めました。
そして『国際医療なら!』と、IFMSAとコラボして勉強会を開催しました。

場所

勉強会の開催場所はいつも通り13LABOさんを使わせていただきました!

勉強会の雰囲気

国境なき医師団の創設

今回の勉強会は、3つの質問をベースに進めていきました。

1.  When:国境なき医師団はいつ結成されたでしょう(何歳でしょうか)
2.  Who:国境なき医師団は、誰が創設したでしょう
3.  Why:国境なき医師団は、なぜ創設されたでしょう

1. When:国境なき医師団はいつ結成されたでしょう(何歳でしょうか)

結成は1971年です。(日本では大阪万博があった頃)
2024年現在は、創設されてから53歳ということになります。
昔からあるわけではなく、思ったよりも最近、と言う声も参加者から出てきました。

大阪万博と同じ時期

2. Who:国境なき医師団は誰が創設したでしょうか

創設したのは『当時、赤十字に参加していたフランス人医師13名』と『ジャーナリスト』と言われています。

ジャーナリストの力が関わっている

他の国際医療支援団体と比較した際に、国境なき医師団の特徴として大きく挙がるのが『発信力』。
人を巻き込むための発信力やデザイン力は、他の医療団体のレベル1つ上であると思われます。

参考に、国境なき医師団HPを挙げておきます。

こちらはYoutubeにある紹介動画です。

『なぜ発信に力を入れるようになったのか』
これは次の質問の意図である国境なき医師団の創設の経緯から読み解くことができます。

3. Why:なぜ国境なき医師団は創設されたのか

端的な答えとしては、『国際赤十字に参加していたフランス人医師の怒り』と言うことができます。

設立背景については、国境なき医師団〜終わりなき挑戦、希望への意志〜(レネー・C・フォックス著)においても以下のように書かれています。

「国境なき医師団」(Médecins sans frontières)は、1960年代後半のナイジェリア内戦の際に国際赤十字の活動に参加した、若き医師たちが味わった苦悩と義憤に始まった。

国境なき医師団〜終わりなき挑戦、希望への意志〜(レネー・C・フォックス著)

ここから『MSF設立背景』について1段深掘って話を進めていきたいと思います。

続き(part2)はこちらのnoteにて執筆しています。

終わりに

以上が、2024年01月29日に行われたMNI×IFMSA 国境なき医師団の勉強会part1の内容になります!

今後も国際医療の勉強会を開いていきます。

さらに『国境なき医師団に派遣された医師へのインタビュー・交流会』も企画しています。

国際医療支援、その他ベンチャー企業に興味ある方は、ぜひ以下の連絡先に一報ください。

【連絡先】 北大医学部起業部(MNI):meth.hokui@gmail.com
【X・Twitter】https://twitter.com/meth_hokui


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