子供のための通帳
小さな頃からお年玉は母に巻き上げられてきた。
ただ、お金が必要な時は母にお願いすれば与えてくれたので気にも留めなかった。
現時点では省くが、色々あった後、大学生になった時に友達が「今まで貯めたお年玉とかの私の通帳が〜」と何気なく言った。
私は非常に驚いた。
社会人になった後も子を持つ親が「子供生まれた時に通帳のための判子作ってね〜」と言った時も驚いた。
何に驚いたかって?
え?我が子のための通帳が存在するの?
お年玉とか子供がもらったお金はその子供のために貯金するの?
ということ。
親が子供のために、お金を使わずにその子専用の通帳を作り貯めていく…。
私には信じられなかった。
私の父も母も、子供のための通帳など作らずに貯めもせず、使い果たしていたからだ。
父に至っては、“通帳”という存在をきちんと理解してるから謎だ。
普通の子を想う親のハードルが高すぎるよ…。
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