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夏なので

再びお話しましょう

昨夜は我慢できずに飲みに出たら(笑)

よく行く店のマスターが入院しており、変わりに◯君が店をまかされていました

◯君は普段は某会社員で土日関係無く働きまくってますが

コロナ禍に入る前は週末に店をまかされて夜はBARの店長をしていました

その時に聞いていたのが

「うちの地域に丑の刻参りしてる神社があるんですよ」

は?そんなん初めて聞いた…「そんなとここの辺にあんの?全然知らんがな、それホント?」

にわかには信じがたく、更に聞くと

「いやマジですよ木によく藁人形打ちつけてありますもん」

……😨

◯君の周囲ではよく知られている神社のようで、ある日◯君の友達が仕事終わりにサッカーの練習をグラウンドでした後、仲間と飯食ったり話が夢中になったりで帰りがすっかり遅くなってしまったそうです

既に真夜中、人気も無くひたすら先の見えない闇…その友人はボール蹴りながら帰路についていたそうなんですが

何故かその神社が気になってしまったそうなんです

時計見たら午前二時…丑の刻

誰か居るかな?

友人は神社に向かったそうです

暗い深夜の中、神社の入り口まで来て鳥居をくぐり階段上がってる途中で

ガツ、ガツ

と音がしたそうです

奥にある拝殿の更に奥、本殿の裏あたりから何か叩くような音

ああ、あの場所は藁人形がよく打ちつけてある…

友人は気づかれないようその音が出る場所に近づいていったそうです

そして物陰からそーっと顔を出すと

白い着物着た人間が金槌で人形を懸命に打ちつけていたそうです

男か女かは聞いてなかったので不明

で、その友人見ただけで済めば良かったのですが
物音でも立てたのか姿を見られたのか…

見つかった途端に相手が速攻で追いかけてきたそうです

丑の刻参りて、他人に見られると自分が呪われるから見た相手◯さないといけないようですね

友人は勿論全力疾走

そりゃそうだ

サッカーやってるだけあってさっさと逃げ切ったそうですが…

話聞き終わってもまだ信じられなかったです

暫く日が経ってから私その神社に行ってみました

夕方くらいでしたが、えーここで本当にそんな事あるんかいな?

藁人形とかは見つけられませんでしたが…


『訂正…これ書いた翌日に◯君に改めて聞いたら友人はこの時中学生で、サッカー部の合宿で神社近くの宿泊所にいた時に、部員数人と抜け出して見に行ったそうです』
で、追いかけてきたのは女性だそうです

社会人て聞き間違えてた…(´・_・`)









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