素人の考古学ー埼玉県川越周辺の古墳巡り
埼玉県川越市は小江戸の町として都心からも近く観光客の多い街ですが、周辺には古墳が100基以上もあることはあまり知られていません。
最近は市内「古墳巡りコース」のパンフレットもでき観光案内所でもらえます。
川越市内には仙波古墳群があり、全6基。4c~7c築造。
今回は「蔵の町」や「お菓子横丁」、「鰻」などはパスして古墳を巡りました。
●「喜多院」の境内にある慈眼堂古墳。
古墳の上に慈眼堂があり、古墳とは気が付かない。
喜多院山門の目の前にある。
45ⅿ 高さ5.4ⅿの前方後円墳、7C初め頃築造。
●喜多院鳥居前にある日枝神社古墳。
前方後円墳
●三変稲地神社古墳。埼玉県で最古の方墳。
20ⅿ方墳、4C後半築造。
お堂の中に「蔵鍵」を抱えた「狐」がいたので、お出まし願って記念写真。
関西の狐は、蔵鍵を口に咥えています。
●仙波氷川神社古墳。
15ⅿ円墳、年代不明。
●愛宕神社古墳。
二段築成の円墳。高さ6ⅿ、幅53ⅿ、6C中頃築造。
境内に芭蕉の句碑。
「名月に麓の霧や田の曇り」
次回の句会は、「江東区芭蕉記念館」で開催予定。
●浅間神社古墳。
42ⅿの円墳、6C中頃築盛。
●本川越から一駅の南大塚にある、山王塚古墳。
東日本で最大の上円下方墳。
方形63ⅿ、円形47ⅿ、全高4,5ⅿ、幅5ⅿの周溝。
上円下方墳は全国でも5基しかなく、関東には、川越、東京三鷹、東京府中、神奈川伊勢原にあり、これが何を意味するのか、注目されている。
横浜から電車を乗り継ぎ片道2時間。徒歩で4時間。23,900歩で念願の山王塚古墳も見つかり満足した古墳巡りでした。
以上
小兵衛
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