なんかあった時だけ書く日記
12月16日
自車校の帰りにゲタでチャリに乗っている人がいた。あんまりじろじろ見るのも悪いと思ってすっっっごい横目で観察した。ちょっと大家さんに似てた。ペダルのどこにゲタの凹凸の何を乗せるのか気になって少し青信号に気づかないフリをしてその人が漕ぎ出すのを待った。
ペダルにゲタの凹を嵌めるんだろうかというアホな期待を見事に裏切りゲタに2つある凸の前凸だけペダルに載せてそのまま去っていった。
ああいう老後を送りたいものだ...とか思ったけど今考えたら全然送りたくない。車でいい。
12月18日
イヤリングカラーを入れた。テンションが上がる、テンションが上がり続ける。いつもなら食べない量の飯を食って、食いすぎて腹ごなしにガチャガチャ専門店に行って、500円のカードキャプターさくらアクセサリースタンドガチャを回して目当てのものが出たことに喜んで、いつもなら通らない道から帰ってイルミネーションに心を躍らせた。浮かれまくった。派手髪にしちゃおうかとおもったけど黒髪は残したい、かわいいから
12月19日
赤ちゃんの目の中に光るハイライトが2つ、小学生の目の中に光るハイライトは1つ、その他の目の中にはなんの光も無いのに気づいた最寄り駅。
全員小学生だと思うんだけどちいちゃい女の子が2人と、もう中学生以上では?くらいの背の女の子が3人目の前できゃっきゃしてた。
他にも大体中学生くらいの子達がランドセルを背負って同じ制服を着て同じ帽子を被って同じ丈の靴下履いて同じに見えるけどよく見ると違う黒いスニーカーを履いてた。ここでpumaを履いていた1人が今後格の違いを見せていくのかもしれない。
最近の子供の成長って怖すぎる、自分もやってきたはずなのに今と平成ってだけで全然やりようが違う。
でも爪の形を比べてたり青い鳥文庫の「人狼」シリーズを読んでたりするとこは等身大のガキを感じられてよかった。前に会ったガキたちは「面白い算数」みたいな私がガキの頃なら絶対手に取らないタイプの本とかバカ厚いそれ持ち歩くのに全く適してないだろみたいな謎の本とかを読んでてちょっと差を感じてしゅんとしたから...
自分の過去を思い返してみるとドラえもんの学習まんがとかいう全然藤子不二雄が描いてないであろう本を読んで、よく分からん分数のやりかたとか楽譜の読み方を身につけていた小4くらいの記憶を思い出した。
あと今日はポニーテールにしたんだけど染めた髪がふとした瞬間どころか一瞬だけしか見えなくなってあんまりテンションが上がらないことに気づいた。見えていないと面白くない。でもルームミラーとかおくれ毛に赤い毛を見ると急に染めたことを思い出してウキウキしちゃう。
12月20日
授業に出てきた「前奏13小節」の文字だけで13小節が思ってるより長いことを思い出す。吹奏楽部の時は私のパートだけ27小節休みとかザラにあったから...今思うと暇すぎる。ティンパニーも小物も木琴鉄琴も好きだけどやっぱり暇すぎる。なんもしてなさすぎて合奏中寝てたのもパーカッションだから出来てたんだな〜。ウケる。
今日の講義の先生は詩人というか作詞家というかよくわからんけどすごい人らしい。聞かせてくれた曲はNHKでめちゃくちゃ聞いたことあるものだった。スナックバス江でよくキャプチャされて画像リプに使われてる「界隈でしか通用しない有名人」のやつ、あれを思い出します。
こういう界隈の中での有名人みたいな人がやる授業は面白いんだけどみんな寝てるしなんか下ネタあるし面白がってる割に自分もスマホみてこんな日記書いてるしでちゃんと受けれてる気がしなくなるので損だな〜とか思う。
びっくりするほど三日坊主
1月4日
なんか書こうとした痕跡だけある
多分青のインナーカラーを入れてウキウキで散歩していた時に、通りかかった小学校からちょうど出てきた女の子にめちゃくちゃ「ズザッ!!!!」という音を立てて後ずさりされたことが書きたかったはず。めちゃくちゃショックだった。そんなに不審者みたいだっただろうか。ショックすぎてその子の顔を確認出来なかった。恐れだったか驚きだったかくらいは見ておけば良かった。
そんなに忘れるかね
3月14日
バス停を探すおばあちゃんを助けた。
目的もない散歩だからたくさん曲がり角があったけどそれをなんとなくこっちじゃない気がするな〜という感覚に従って真っ直ぐ歩き続けてたら十何個か目の曲がり角から出てきたおばあちゃんに話しかけられた。今まで通った道にバス停があった気がするのに周りを見ながら歩いてた訳じゃないし検索も下手だったので自分の力では全然助けられなかった、カス。けど数分後におばあちゃんの目指す駅行きのバスがちょうど来てくれたのでそのバス自体は逃したもののバス停は見つけられた。神も仏もいる。せめてもう少し付き添ってあげようと思ってちゃんとバス停まで送り届けたのでちょっっっっとだけ役に立てたということにした。
その後家近くまで帰ってまたフラフラ歩いているといつも混んでいるミスドが空いており、通り過ぎた後思い直して入店。少し前までGODIVAコラボドーナツをやっていたのでそれの余りトッピングを駆使したオリジナルドーナツが沢山並んでいた。ハシダが言ってたやつだ!とはしゃいで6個買った。アホたれ。人助けを言い訳にしてドーナツを6個買うな。
5月26日
ビビる、2ヶ月に1回存在を思い出す日記とかに名前を変えた方がいい
実家から帰る日。
飛行機に乗ってる間に読むためにダンジョン飯11.12巻を購入。東京に到着後、耐えきれず速攻で本屋に向かって13.14巻まで購入し最寄り駅までのバスの中でほぼ読了し泣く。ギリギリ鼻水と涙が少し垂れてくるぐらいで耐えた。
そのあとどうしようもなくファリゴンの肉の味が知りたくて知りたくて肉の塊、生肉、とにかく鶏肉、特にもも肉が食べたくなった。家周辺に到着後次の日の朝ごはんを買うためにとりあえずファミマに直行。ダンジョン飯を読むと無性に食べ物が食べたくて食べたくてたまらなくなるので、アイスやお菓子をセルフレジで購入。そのまま帰ろうと思って見かけたホットスナックケースに焼き鳥の文字を発見したがそのまま一旦店の外に出た。3歩進んで、やっぱり、焼き鳥、あれ、ももあるかな、あれ、焼鳥食べたい、食べたい食べたい食べたい肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉!!
病気である。
確かに読んだり見た作品に影響されやすい人生を送ってきたなとは思うがこうなるか?普通
ということでわざわざ戻って焼き鳥もものタレがあることを確認し、バイトの何人かはわからないけどいつも笑顔で接客してくれるレジの人から購入、温め直してもらっている間さっきセルフレジで買ったが手持ちの本屋の袋に入らなくてガッツリ手で持っているコメダのアイスココアに万引きと思われないか怖かった。
ファミマから出て2歩で焼き鳥を袋のまま落とした。が、ダンジョン飯最終話で食ってたファリンの肉だって切り分けたあと衛生がどうかもわからん調理台の上に乗ってたし逆に落としたことで似たようなものになったかもなと思いコンクリートに感謝しつつルンルンで帰宅。
モンスターよもやま話の部分だけ読み残していたので、それを読んだ後ファリンの肉を食うとこ読みながら食べよう!と思っていたのだが
まさかのモンスターよもやま話で出てきた料理が「焼きコカトリス」だった。まさかの鳥モンスター調理回。完全に焼き鳥である。
流石にびっくりして口に入れかけた焼き鳥を一旦空に戻した。
自分のことを豪運であると自負していたがこんなとこまで運がいいとは思わなかった。
何かに導かれるように、いつものセブンではなくファミマへ、食欲のまま焼き鳥を買い、大好きな漫画の最後の最後の話を読むと、同じように焼き鳥を食べるキャラクターが出てくる。運命とは...
とりあえず読みながら食べた焼き鳥はかっっったくてしょっぱくて少しだけ冷めていてかなり鳥の肉だった。これは完全にコカトリスの肉。俺は今コカトリスを食っている。なんなら作中のコカトリス焼きは「かわ、ささみ、ねぎま」の3つしかなかったのでももは読者の私が貰ったというていにできた。最高。最後の肉を飲み込むまでは、自分もダンジョン飯の住人になれた気がした。
なんで私はダンジョン飯の住人ではないのかな
みたいなことを今まで読んできた作品大体全部に思っている。未だに自分以外をNPCと思い込んでいるフシがあるので、いつか、なにか、非日常に巻き込まれて、世界を救えないものかと、素敵なものに出会えないかと、すごい冒険ができないのかと、思ってしまうし、この先もきっとずっとそう。話が飛ぶがそういう非日常であり退屈な人間を辞められるVtuberというものに出会ってからこの欲求が強くなった気がする。
6月21日
悪い客をやってしまったなと思う
コメダのアルバイトをめちゃくちゃ困らせた。
その店のシステムがわからなくて発券機で順番を発券したものの待ち人1人もいないしもしかしてこれ取らなくて良かったですか!?テーブル席空いてるしもういけますか!?て詰め寄ったし注文の時めっちゃ早口で待たないし、食べこぼした千切りキャベツも落ちたし、カス、ゴミ、俺は湿気で固まってガリガリやられないと取り出せない砂糖
6月22日
バイトに初めて応募して面接の案内電話にビビり散らかして暴れたらゴミ箱に2回足突っ込んで右足の中指を怪我した
電話が嫌いすぎるが故話してる最中に無意識に暴れることはあるがここまでやらかしたことはないので流石に引いた。
7月11日
大学の授業でエッセイってほんまにほんまの話書いたらおもしろくなるんです!!と言われた。じゃあこのほんまのことしか書いてない狂気激サボり感情垂れ流し日記おもろいんですか???となった。公開する勇気がないがもし公開したあとバズったらウケる、先生の言ったことの確証を得られるので...
あと1日分書いたらちょっとだけ公開してみることにした。
そのあと基本つまんないエッセイストは本当のこと書いてない、ストッパーがかかってるから嘘を言い始めるみたいな話に落ち着いてて面白かった。そんなことはないだろ。いやそうなのか?分からない。さくらももこのエッセイばっかり覚えてるから。
さらに次の話題で急に愛ってなんだと思います?と言い始めて怖かった。わからない。
7月16日
現代短歌パスポートの2と3を読んだ。3が特に刺さって気に入った。執筆者に妙に見覚えのある名前があって、作品をみると妙にインターネットで、名前空白シャニマスでググッたらやっぱりオモコロでシャニマスシナリオ読書会でSHHisの激刺さり短歌作った人だった...
そこそこにちかみたいな短歌あって頭抱えたりちょっとインターネットすぎないか?っていう短歌があったりして面白い。
発作みたいに現代短歌だったりSFだったりが見たくなって手に取るものがあるが、その時々の情緒に導かれてるのだろうかとも思う。なんでかっていうと今日も発作的に選んだ現代短歌パスポートを読んで喰らいすぎて図書館で静かに泣いたから。周期的に情緒不安定になるなぁとは思ってたけどまさかこうなるとはね!!!!!周りに誰もいなくて良かった。
好きな文章に出逢えた時、脳みその回転と思考が止まらなくなるけどTwitterを見た瞬間全部止まってどこかにいったので早くここに日記を書くべきだった...インターネットリセット剤は用法用量を守らないとどんなことも終わると学んでいたはずなのに...
短歌集を読む時は星野源のSpotifyランキング一位から流しておくとちょうどよく感傷的になれて感受性も上がった気がして良い。と気づいて流し続けてたのも涙腺の緩みを助けやがったのかもしれない。星野源は過去を思い出すのをかなり手伝ってくれるから。ありがたい。お世話になっております。あと米津玄師も。
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