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言葉は透明な箱

すごく納得したこと

物心ついたころから人の目が気になりすぎていると、
自分の些細な言動で
相手のことを傷つけていないかな?
自分が変な人だと思われていないかな?
と気にしてばっかりで、すごく疲れてしまう

逆に、他者から投げられる言葉にもすごく敏感になってしまって、
あ〜多分これ本心じゃないな
本当はこう思ってるんだろうな
って、言葉のままを受け止められないことも多い

ずっとこうやって気にしてばっかりなの嫌だなって悩んでいたけど、
その分相手のことをしっかり考えられていると思うし、
心無しに傷つけてしまうことも(絶対あるんだけど)前よりは減ったと思うから
最近は、まあこれが私なんだろうなって捉えられるようになってきた

この間、

「言葉っていうのは透明な箱で、中身が簡単に透けて見えてしまう」

と話している人がいた

「ありがとう」「ごめんね」「好きだよ」
その箱の中に、その人の感情がありのまま見えてしまう

あまり考えずに、惰性で放った言葉は相手にもバレバレだし、
簡単な言葉でも、中身をギチギチに詰めたらしっかりと重みを届けられる。
感情が乗っている言葉って、たしかに、わかるよね。

これを話していた人は、言葉で伝えるプロだから、
いつも使う言葉もすごくまるくて優しくて、感情の表現も巧みで。
だけどよく考えたら、難しい言葉は全然使わない人だった

私も言葉を大切にしているからこそ、
誕生日おめでとうラインひとつとっても、
ありきたりな表現はあんまり使いたくないな〜とか思ちゃうし、
この人こんな言い方できるんだうらやましい!と
言葉で誰かの感情を動かせる人に憧れちゃう

だけど大切なのは
どうやって自分の感情を伝えようって考えて
相手に届けたいという気持ちそのものだと思う

言葉は入れ物、中身は感情。
大切なあなたに、しっかりと送れますように

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