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迷子の語順 1
あなたは昨日ビールを何杯飲みましたか?
你昨天……
几杯……喝了……
喝了……几杯……
迷子センターからのお呼び出しです。
数量目的語を習ったあたりでふわふわし始めた品詞の順番。
そういえば品詞ってなんだっけ?と頭を抱えているところなのに。
基本の語順
初めて文法を習ったときに、「英語っぽい。」と思った基本の語順。
主語 + 述語 + 目的語
![](https://assets.st-note.com/img/1705236589017-TXs0xvIJgA.png)
日本語で言う「は」の前が主語、「を」の前が目的語、そして「文末」が述語に該当する。
日本語は〝てにをは〟を使うことで順番が前後してもなんとかなるかも。
だいぶ変だけど「コーヒーをわたしは飲む。」「私は飲むコーヒーを。」でも通じなくはない。
だけど、中国語は〝てにをは〟がないので順番が超大事とのこと。
述語って?
わたしは中国語を勉強している。
今日は寒い。
動詞:勉強している
形容詞:寒い
動詞と形容詞がよく述語になる。
目的語には種類がある!
まずはこの3つ。
語順に合わせていこう。
間接目的語
数量目的語
直接目的語
間接目的語
動作・行為の対象。
日本語の「に」の前が該当する。
わたしはあなたに一ヶ月中国語を教える。
数量目的語
動作・行為の数量、時間、回数、頻度など。
「どれくらい」が該当する。
わたしはあなたに一ヶ月中国語を教える。
直接目的語
動作・行為が直接及ぶ対象。
日本語の「を」の前が該当する。
わたしはあなたに一ヶ月中国語を教える。
目的語を2つとれる動詞は限られている!
なんでもかんでも直接目的語と間接目的語があるわけではない。
間接目的語をとれる動詞は限られている。
前述の「教」など、人にものを与えたり、人からものをもらう行為の動詞が該当する。
例えば
教(教える)
给(あげる)
送(送る)
还(返す)
借(貸す、借りる)
告诉(伝える)
![](https://assets.st-note.com/img/1705240110292-D6HEwmEPH2.png?width=800)
数量目的語の3種類
さらに細分化・・・次にしよう。
休息一会儿。
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