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消えたい衝動

突然消えたくなったことはありませんか?

精神疾患でなくても、そう思った事がある方は意外と多いのではと思っています。

ここから先はあくまでも私の話です。
ご理解の程よろしくお願いします。

少し刺激的な内容が含まれています。
闘病中の方は記憶が蘇ったりすることもあるかと思いますので、ページを閉じることをお勧めします。





うつ病になって、全く動けなくなった時は、消えたいなんて衝動は起きなくて、とにかく無でした。

それが何ヶ月続いたのか記憶がないのですが、テレビを見たり、Twitterを始めたりして少し家の中で動けるようになると、じわじわ衝動が襲ってきます。

しかし、この時点ではまだかすめるだけで、あまり深刻には感じません。

問題はこの後、一般的に回復期と言われている、日常を取り戻すためのリハビリみたいな期間に入ると、消えたい衝動が本気を出してきます。

4にたいではなく、消えたいです。

毎回必ず消えたいではなく、4にたいと真剣に思うことも多々ありました。
その時、家から刃物が隠されました。
ベランダに足を……なんて事も何度も。
叫び散らかしたり、部屋の物を壊したり、夜中に外に飛び出したり・・・
家族にはどれだけ心配をかけたことか・・・

消えたいという感覚は突然やって来ます。

希死念慮という言葉がありますが、私の場合のそれは消えたいになります。

それまで楽しくテレビを見たりゲームをしたりしているのに、ふと気がちって自分に気持ちが向いた時に、消えたい、もういいや、もう嫌だ、消えてなくなりたいと思うのです。
私なんか生きている価値はない。
誰かに迷惑をかけるならいない方がいい。
未来なんてない。
もう苦しみたくない。
何もかもどうでもいい。
疲れた。
もう、いいよね?

本当はもっと奥深くやっかいなものなんですが、なんせ記憶が曖昧で。。

ちなみに闘病10年を超えても、消えたい衝動は現れます。
今の対処法は抗不安薬を飲んで寝る。
これ一択です。

もしかしたら、生涯付き合うことになるかもしれませんが、もうこの衝動のことは諦めているので、さらりと交わして生きます。

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