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出張 奥大山自然塾in黒坂フェス

1ヶ月前の話ですが、9月24日に鳥取県日野郡日野町にある日野町リノベーションlabにて毎月開催されている黒坂フェスティバルで奥大山自然塾の宣伝もかねて展示イベントを行いました。展示内容は私が日々コツコツと趣味で作り上げている脊椎動物の標本たちが中心です。


日野町リノベーションlabについて

今年度から廃校となった黒坂小学校の校舎を活用して

・ひとづくり(地域を担う人材育成)
・持続可能な地域づくり
・黒坂小学校のリノベーション​

以上の3つを目標に活動しているプロジェクトです

展示物の紹介

今回そんな場所で教室1つを丸々貸し切れるということでした
なんという贅沢!
ということで今年の5月から開校した奥大山自然塾野郡在の宣伝を目的に展示ブースを設けました
展示したものは写真の通りです。

こちらは江府町に住む両生類爬虫類(一部)の生体展示
アカハライモリ ニホンヒキガエル アマガエル アオダイショウ
こちらは江府町に住むヘビ類の標本たち
マムシ ヤマカガシ シマヘビ シロマダラ ヒバカリ 
江府町にすむ哺乳類の頭蓋骨
ヌートリア アナグマ タヌキ テン
毛皮標本
テン(夏・冬) アナグマ ニホンイタチ
去年の7月に採集された内臓が飛び出ているオオサンショウウオの標本
こちらは奥大山自然塾の宣伝ブース
トチの実 サンショウ キハダの実 クロモジ等 見た目やにおいで楽しめるものを展示

展示したものはこんな感じです。それっぽい解説板、それっぽい展示をすれば中々それっぽいものができるなという感想でした(笑)
因みにこれらの標本は全てロードキル個体(交通事故死)をつかっています。

沢山の標本達 参加者の反応は・・・

色々準備を重ねて迎えた当日。 
参加者の反応が楽しみでワクワクが止まりませんでした。

今回黒坂フェス自体のテーマが生き物と触れ合おう ということで親子で来られている方々がかなり多く見られました。
言い方が悪いですが過疎地域で開催されたイベントでこれだけの親子の参加率を出せたのすごいんじゃないかと思います。

パット見とインパクトが強い姿をした標本が多いので子供たちは感情を出したリアクションが多いです。 そしてその親御さんだったり大人の方々は
「これどうやって作ったんですか?」 「これは本物ですか?」 「わしの家にもこいつ出るよ-」等々 関心を示すような言葉を沢山聞くことができ嬉しかったです。 ですが! 肝心の自然塾の宣伝があまりできず、というかそこまで見ていない方々が殆どです。原因としては色々考えられるのですが、子供の興味関心が薄いために親御さんが興味があってもじっくり見れないのではないか というものと 標本のインパクトが強すぎて自然塾そのものへの興味が薄れてしまったのではないか と私は考えています。これは今後の課題です。

皆さん笑顔で鑑賞してくださいました。

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