見出し画像

引っ張るな、近本

今年の阪神はとにかく打てない。
大山が2軍落ちし、佐藤は相変わらずの状態。

やむなく近本が4番を打つという緊急体制に入った。

それにしても、今年の近本はファーストへの打球がやたら多い。
なぜなのか?

本人に聞いてみないとわからないが、ひょっとしたら次のような理由なのかもしれない。

1 昨年よりも一つ上のステージに自分を向上させたいという思いから、長打がもっと打てる打者になろうとしている。

2 4番だから、長打を求められていると過剰に考えている。

私は、どちらかというと1の方が強いと感じる。
シーズン前のインタビューでも、同様のことを語っていたからだ。

しかし、昨年は、恐怖の8番打者と他球団におそれられた木浪が出塁し、投手で送って1番の近本で返すパターンが多かった。
そのときは、必ずしも打球は右方向に偏ってはいなかった。
せめて走者がスコアリングポジションに

いま、4番を打っているからと言って、無理に4番らしくするいるときだけでも、昨年と同じように広角に打ってほしい。

逆方向へ打つのがうまいのがわかっているから、相手投手はどうしても内角を攻めることが多いのも、ファーストゴロが増えた理由の一つだろう。

でも、近本くらいの打者ならそれに対する対応くらいはできるのではないかと思う。
やはり、自分の野球人としての設計の一段階として、あえて内角を長打することにこだわっているのだろうか。

近本の生き方に口をはさむつもりはないが、これだけ点が取れないチーム状況にあって、もし1の理由で引っ張りにこだわっているのだとしたら、それは、果たして正しい選択なんだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?