推しの英語配信を聞けるようにとりあえずやってみたこと②

 推しのVtuberの配信が基本英語のみなので「じゃあ、オタクが推しに合わせるか」と英語に手をつけて大体二ヶ月経った。

一ヶ月前の時々混乱するものの傾聴すれば今何について喋っているのかなんとなく聞き取れる状態から、雀魂しながら聞き流しておおむね聞き取れる程度になった。
 が、正直今頭打ち感があるのも否めない。知らない単語があるのはもちろんのこと、フワッとしか覚えていない文法の穴につまづいている感がある。

この記事について

 推しの配信を最初から最後まで、ちゃんと理解して聞くことを目的にやっており、あくまで”推し”に限定したやり方のため、他のライバーさんとコラボしたり、会話していると混乱することが多い。
 また、一ヶ月前は聞き取りに専念しているためコメントや会話を目的としていない、としていたが、今は欲が出たので英語でコメントを打てるようになるを追加で目的に加えた。メンバーシップに入ってしまったので。
 前回の記事に記載した学習が今どんな感じか、また下記の3つを増やしたのでそれについて個人的な備忘録として記録しておく。

  • 英作文の問題を解く

  • 部屋に転がっていた文法のテキストを読み返す

  • 英語のスプリクトを読む


切り抜き動画を見る

 相変わらず見ている。
 前回の記事で「できれば、日本語字幕だけではなく英語字幕もついているといい」としていたが、最近は海外ニキネキの英語字幕切り抜きにお世話になるようになってきた。また、Luxiem公式チャンネルが英語字幕で切り抜きを上げてくれている(絵もとてもかわいい)ので、気が向いた時に流している。個人的にはボロネーゼの動画がお気に入り。

 ボロネーゼ動画でシャドーイングもしてみたが、できるような、できないようなで毎日はやっていない。できないとモチベが出ないのでシャドーイングは完全に保留している。

単語帳を作る

 単語帳が5冊になった。これについては、動画でわからなかった単語に加えて、後述する文法書やスクリプトを読んだりしてわからない単語もメモしているからこの量になったのだと思う。
 反面、量が増えたので、まったく復習が追いついていない。せっかく書いても見返したり覚えなければ意味がないので、どうにかしなければ、と思っているところ。いい案が浮かばないので、とりあえずわからない単語をすぐに書き留めることだけ継続している。

Duolingo

  続いている。

 飽き性なので毎日こんなに続いてるの初めてじゃん……と複雑な気持ちでやっている。楽しいか楽しくないかでいうと、別にそうでもない、と思っているので。なんで続いてるのかわからない。元々は数年前にアメコミを無理やり原書で読んでいる時に「ついでだから英語、復習するか」と思って入れて放置していたのだが、その時もすぐに飽きて触らなくなった。
 風呂に浸かっている時間が虚無すぎて嫌なので、その時間をDuolingoに当てているから続いてるのかもしれない、と思うとたぶんそうなのだが、なんか釈然としない。日本語の変な途切れ具合(”ひなた”という人名が"ひな”と"た"で分裂しているのでいちいち押すのが嫌)とか、略しても問題ないだろう日本語の選択肢を押さなくて不正解になるとか、スピーキング問題で答えてから認識に時間がかかる時があるとか、色々気になるところがあるので、あんまりDuolingoを持ち上げるのもな、という気持ちがどうしても拭えない。Duolingoと和解することは当分できないと思う。
 もうすぐ英語1が終わりそうだが、最近は下手に覚え始めたので冠詞にキレ散らかすようになった。どうすると冠詞がついて、どうすると冠詞がいらないのかよくわからないことがわかってしまったので、たぶんその辺をちゃんとする必要がある。
 何か不意に休んで二度と開かないような事態がこなければ、続けられるところまで続けるのだろう。たぶん。

英作文の問題を解く

 元気と時間のある時にこれをやっている。

 安いのと中身が二色刷なのでいい、と思って買った。人によると思うが、私はカラーのテキストはゴチャついて苦手なので、なるべく味も素っ気もなくて、文字がびっしり書いてある方が良いと常々思っている。
 難易度的には「背伸びしちゃったな」と感じているが、初めからこのテキストは周回プレイしようと思ってやっているので、ノートが真っ赤になってもあんまり気にしないことにしている。知らない言い回しがバンバン出てくるが、なんとなく配信を聞いていてこういう言い回しをするな、と覚えているものもあった。ひとまずはここに出てくる単語、言い回しなどを覚えたいと思う。

英文法を勉強する

 単語を調べてゴリ押せる時期が終わってしまったので、渋々ながら始めたが毎日はやっていない。大学の時に必修で取っていた時の文法書を引っ張り出してノートにまとめている。が、練習問題の解答がついていなかったため、本当に文法の説明部分をノートにまとめているだけなので、今やっている本が終わったら他のよさげなものを見繕う必要がある。覚えた感じが全くしない。
 上記した英作文のテキストの解説が割とわかっている人向けの部分も多いため、英作文のテキストを解く→解説を見てもわからない→該当箇所のノートを文法書を読み返してノートを作るというルーティンてやっているので、進捗はよくない。

英語のスプリクトを読む

 注文したまま遅延に次ぐ遅延ですっかり忘れていたTHE BATMANのスプリクトがちょうど届いたので、元気と時間のある時に読み進めている。

 公開初日に劇場に駆け込み、聞いてよし見てよし動いてよしのマッスルカーにジェットエンジンを積んだ火を吹く最高バットモービルに心奪われてから上映期間中片道40分かけてエンジン音を浴びるために足繁く通っていた甲斐もあり、単語がわからなくても何が起きているかわかるのであまり苦にならずに読めている。
 冒頭にマット・リーヴス監督のインタビューが乗っているのもお得だし、明らかに以前より英語が読めるようになっているのでとても楽しい。
 画面と話が暗く、津波ではないがどうしても記憶がよぎってしまう水害のシーンがあり、かつ上映時間が約3時間あるので人に勧めやすいタイプの映画ではないが、THE BATMANはとにかく面白いので、もし3時間ほど時間が余っていて、先述した3点が苦でない方がいたら見てほしい。本当にいい。私はこの映画のことがめちゃくちゃ大好きなので。これまでのシリーズとも関係がないから、ティムバートン版とか、ダークナイト三部作とか、DCエクステンデッド・ユニバースとか、見てなくても全然大丈夫。全然見れる。子供の頃に両親を目の前で殺された大金持ちのブルース・ウェインがバットマンをやっていることだけ知ってれば見れる。THE BATMANはいいぞ。ただし3時間ある。映画館に通っている間、肩こりが悪化した。

まとめ

 二ヶ月続いたことに自分でビビっている。かつてないモチベーションに、現役の頃にそういうのは持っとけ、と思わなくもないが、英語にだけとりあえず集中していればいい状況が作れている今だからこそ、たぶん続いてしまったのだと思う。なにより、配信をリアタイすれば自動的に英語を浴びることになるので。ニュースで流れているインタビューの英語も、ほんのり聞き取れるようになってきて、それをおもしれーと思っているのも多分大きい。
 とりあえずここまで続けよう、と目標にしていたライブが中止になってしまったのはとても悲しいが、だったらこのまま続けられるだけ続けて、キリのいいところ、例えば半年経ったあたりでTOEICでも受けてみようか、とぼんやり思い始めている。
 来月まで学習が続いていれば、たぶんまた似たような記事をまとめるでしょう。知らんけど。