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砂時計

砂時計。浪漫。
時計と呼びながら、別に時間を計るわけでもなく、紅茶のお供にするわけでもないが、見入ってしまう。
ゆっくりと静かに落ちる砂を眺めている時間は、何も考えずに浸ることができる。
落ちてゆく砂にその日あった出来事を乗せ、消化していく。もはやなんでもないのだ。
そんな何でもないことこそ浪漫なのである。



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