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脱サラ医学部再受験して20年経った医師のその後. 時々箱根別荘生活. 6)志望校選びと学費のはなし①

志望校選びについて。

もしもう一度医学部受験をする機会があるならば、志望校選びにもう少しエネルギーを割いても良かったと振り返ります。

我が家の経済状況からして、志望校は国公立大学しか眼中にありませんでした。
国公立に受かるには、センター試験(当時)での得点8割が最低ラインです。私の大学受験勉強は、とにかくセンター試験8割以上を目指すことしかか頭にありませんでした

今は実施されなくなってしまいましたが、北海道大学医学部の後期試験が、英語と小論文のみだったので、「憧れの札幌ライフ」をしたいがために、自分にはここしかないと思っていました。

そこで前期日程含め、国公立大学の個別の配点等について下調べをしたり過去問に目を通したりということを怠りました
下調べをする時間を惜しんだというのも当時の正直な心境でした。全国にある国公立大学での地方都市ライフに思いをはせたら、あっという間に時間が経ってしまいますし。

また、自分の近しい親戚はすべて関東地方に在住しており、私には「田舎」や、ゆかりのある地方都市がなかったというのも、他の国公立大学に関心を持てなかった一つの要因です。

寒いところが好き、ある程度の都会がいい、自然が好き、実家とのアクセスを考えたときに、かつて訪ねた札幌以外にあまりイメージが持てなかったのです。

そして、志望校選びの時にやはりどうしても切れないのがお金の話です。

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