パソコンを分解してみよう

学部時代、生協パソコンを破壊して事故を装い、補償でもっと性能の良いパソコンを手に入れました。

そんなパソコンも修理をするときがやってきました。今回に関しては本当に事故です。しかし、保険は4年で終わってしまったため、手厚いサポートなどはありませんでした。有償で、修理中の代替品もありません。見積もりと修理を合わせて2週間位で終わると言っていたので、この手薄いサポートも甘んじて受け入れました。しかし、現実はもっと薄情でした。2週間経っても、返却どころか見積もりの電話すら無いのです。本当に修理業者の所へ届いているのか気になったので、再度窓口で問い合わせてみると、

「三連休があったから遅れている」

とのことでした。

連休を休むのはいいですが、見積もりはその前の1週間で終わったはずです。何かモヤモヤが解決しないままもう少しだけ我慢してみることにしました。

その10日後。電話がかかってきました。

「11万」

せっかくここまで待ったんだし…

という手には乗りません。修理をしないことにしました。使用するには問題が無いのでこの選択をしました。

そしてもう少し日が経ち、返却されました。1ヶ月パソコンの使用を我慢して、全く同じ状態で帰ってきたのです。もう気にしないことにします。早速電源を入れてみましょう。

ん?電源がつかない。バッテリーパックが取り外してあったため、何も反応しないのです。見た感じこのパソコンは内部に取り付けるタイプのようです。仕方がありません。リスクを承知で分解を決行しました。(ここで2杯飲酒)外したネジは無くさないように空のガムボトルに入れておきます。内部は、まあ、これはこれは精密なものでした。しかしバッテリーパックの取り付け方など説明はありません。ネットで調べようにも、いまいち最適な情報は見つけられませんでした。こうなったら、勘で取り付けるしかありません。ネジ穴のぴったり合う所。おそらくこれだろうというのはありました。向きは、回路を接続できる方が正しいはずです。外側のカバーも取り付けます。ちゃんとネジの数はあっていました。途中、ドライバーが1つダメになりかけましたが、なんとかもとに戻すことができました。

最終的にはデータも消えずに動かすことができるようになりましたが、バッテリーパックというものは、素人が分解して取り付けていいものなのでしょうか。

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