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4歳娘英検5級に挑む

2024年6月に行われる英検5級に初めて娘が挑みます。昨年英検ジュニアのブロンズとシルバーについては9割を取っているのですが英検5級のレベルはそれらとは比べものにならないし、これまでのものと違って筆記試験が加わってきます。

そして、4歳児にとって最大の壁は周りに迷惑をかけず、静かに、正しくマークシートを塗りつぶすこと。

英語が比較的好きとはいえ、正直これは難しいと思っている。

まずは英検5級について整理します。
英検5級は、1次試験が筆記(25分)とリスニング(約20分)で、1次試験の合否に関係なく申込者全員が後日コンピューター端末で録音形式のスピーキングの試験(約3分)を受験できるようです。なお級認定は一次試験の結果のみで判定するようです。

「今何番の問題をやっていて正しく次の問題に移ってマークシートを塗りつぶしている様子が正直想像がつかないがあと2ヶ月弱で一緒に頑張っていくしかない」
「4月中旬に入ったら対策用の時計とマークシートと過去問を用意して実戦形式でやっていく」

英検5級の合格判定については850点満点(一次)のうち合格点が419点。

「まずは6割程度の正答率の受験者の多くが合格されているということで6割が目標ですね」

では問題の整理をしていきましょう。

筆記試験の1. 適切な語句を選ぶ問題(問題数15で目標時間10分)
We have two (          ) this afternoon, English and math.
1. desks     2. friends     3. classes      4. oranges
こういう問題ですね。単語が7問、熟語が5問、文法が3問出題されることが多いようです。
「これは筆記なので文字を読めないと話にならないのですが正直ギリギリ読めるかなという感じです」
「あとグループ化の能力が役に立ちますね。例えばりんごとブドウで果物とか」
A: What (        ) do you like, Susan?
B: I like cats and dogs.
これもBの返答が猫や犬が好きとなっているから何の動物が好きですか?ということでWhat animals do you like, Susan?が適切です。
a lot of〜「たくさんの〜」とかも出てきますね。
前置詞はabout, before, after, near, by, from, to, in, on, over, under, at, for, of, withなどが出てくるようです。
熟語はlook at〜, over there, listen to〜, sit down, stand up, a lot of〜, from A to B, get up, take a picture, at home, go to, a glass of〜, a cup of〜, come from〜, welcome to〜など数が限定されておりますが幼児にはやはり難しいでしょう。この辺はフレーズにして聞かせたり、書かれたものを読ませるなどして対策をするしかないですね。

筆記試験の2. 適切な会話表現を選ぶ問題(問題数5で目標時間7分)
A: Is this your new computer? It’s nice.
B: Yes, (            ).
1. I’m hungry.      2. I often use it.        3. you’re at the library.      4. you’re good.
会話の自然な流れを読んだり、定型表現を覚えたり、疑問文に対する適切な答え方を知っていることが求められます。自然な流れについては教えながら問題数をこなすしかないですかね。あとはAre you〜?で聞かれたらYes, I am. / No, I’m not.やDo you〜?で聞かれたらYes, I do. / No, I don’t.などそこまで複雑な問題はないだろうからそういう選択肢を選ぶように教えることですかね。あとはひっかけのような問題がないわけではないと思いますが、他がしっかり取れれば合格最低点は超えるはずなのでそういう問題は捨てるという割り切りも必要です。Whereで聞かれたら場所で答えるとかWhenで聞かれたら時で答えるとかそういう具体例を使いつつここも対策はできると思います。

表現の種類としては、挨拶/ 命令/ Canを使った可能・能力・許可/ Yes, Noで答える/ What day is it today?で曜日を答えさせる質問/ 「いつ」「どこで」/ Whoで聞いて職業や家族などで答える/ Whichを使って「どちら」/ How oldを使って年齢をHow manyを使って数を尋ねる/ Whoseで聞いて所有格や所有代名詞を使った答え方/ 勧誘や依頼/ お礼や謝罪/ 同意/ 買い物の場面/ 単位

筆記試験の3. 語句を正しく並べ替える問題(問題数5で目標時間8分)
私の辞書は、机の中にあります。
(①dictionary ②in ③is ④my)the desk.
これは幼児にとって難しいのは並べ替えることもそうなんですが、1番目と3番目にくる組み合わせの番号を4つの選択肢から選ぶというものだからです。正直これも5題中まぐれで2題とか当たったらラッキーぐらいの感じです。

リスニング第一部 会話を完成させる問題(問題数10で放送回数2回)
イラストを見ながら英文を聞き、その文に対する応答として最も適切なものを放送される3つの選択肢から選ぶ問題です。

問題自体は3択でイラストもあるため比較的点を取りやすい箇所かなと思いますが、時間内に適切にマークして次の問題に移ることができるかという英語以外の問題の方が幼児にとっては大きいと思います。

リスニング第二部 会話の内容を聞き取る問題(問題数5で放送回数2回)
会話とその内容に関する質問を聞き、その質問の答えを印刷された4つの選択肢から選ぶ問題です。

ここでは特に最初に読まれる語句に注意し疑問詞が「場所」「時間」「かず」「年齢」などのどれを聞いているのかに注意して聞かせる訓練が必要です。

リスニング第3部 イラストを見て適切な英文を選ぶ問題(問題数10で放送回数2回)
イラストを見ながら3つの英文を聞き、その中からイラストの動作や状況を正しく表しているものを3択の中から選びます。

この問題もイラストがヒントになって答えやすいと思うのですが一部と同じようにきちんと時間内に適切にマークできるかが幼児や小学生低学年の課題になってくるかなと思います。

合格に向けてはかなり高い山になりますが、毎日少しずつ単語や熟語、会話表現などを読んだり、書いたりして覚えているところです。また4月には実際にマークシートを使用したり、日曜は実際の時間帯で試験の場面を繰り返し練習をしてみようかなと考えています。いずれにしてもこどもだけで合格するのは難しいので親のアシストは必要になってくると思います。

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