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中学生が学内で10万円売り上げた話!

こんにちは。

関西在住の大学4年生です。
私がこれまで経験し、得たスキルや知識をお話しします。

今回は、

「中学生が学内で10万円売り上げた話!」


というテーマでお話しします。

背景として、
私の中学は全校生徒360名
生徒会枠(会長1名、副会長1名、会計男女1名ずつ、書記男女1名ずつ)計6名
仕事内容:部活の予算の管理、イベントの企画・運営、全校生徒の前での挨拶など
任期は1年
学内選挙にて決まる

私は、中学の生徒会役員として活動していました。
学生のニーズを汲み取ることを目的とした学内アンケートに「夏祭りを学校で体験したい」という意見が多く寄せらました。
このニーズに応えるため、生徒会役員は動き始めました。

「祭り」から連想することを紙に書き出すと、音楽が流れていて、大勢の人が賑わっており、美味しいものや冷たいドリンクを食べることができるということでした。
そこで私は、
・飲食店(アイス・冷たいドリンクの販売)
・くじ引き
・ステージ

という3面から企画をしました。

まずは、

飲食店

です。
文化祭とは違い、放課後の短い時間に夏祭りは開催するため、仕込みができないところが難点でした。
また、1番大変だったことは、学生が調理し、提供することは衛生上の問題で不可能であったことです。
そのため、買ってきたものをそのまま販売するしかありませんでした。

販売したものは、アイス(チューペット・バニラバー)・ジュース(コーラ・ファンタ・カルピス・コーヒー)

ここでの注意点は、1やはり生徒のニーズを知ること 2選択肢を増やさないこと 3在庫を抱えすぎないこと 4仕入れを安くすること

やはりニーズを知ることは1番大切です。そのため私がとった行動は、学内アンケートです。何人ぐらい参加する予定で何を食べたい、何を飲みたい、何がしたいなどです。その結果を踏まえ、発注する量は、その必要としている少し少なめを用意します。なぜなら、アイスやジュースの在庫を持ってしまうと処理が大変であるからです。下手をすれば、自分たちが買い取らなければなりません。そのため少し物足りないかなぐらいが1番適切です。また、少し足りないことで学生は消化不良を起こし来年の夏祭りや今後への参加を期待できます。イベントを開催するのがゴーズではなく、その代から後輩へと続く1つの伝統になることが目標です。

なぜ中学生なのにコーヒーも仕入れているのか?疑問に思った方もいらっしゃるかと!
理由としては、学校には生徒だけでなく先生も一定数います。学生が作り上げたものをやはり先生も楽しみにしています。そのため学校全体で楽しめることをモットーに行っていました。それだけではなく、やはりイベントの企画となると先生の負担も大きいです。そのため今後に続く伝統にするためには、先生からも高評価でなければなりません。そういった理由も踏まえ、商品の種類は考えていました。

そして軽視してはいけないものは、仕入れの方法です。私は、夏の暑い日に親友と2人でママチャリに乗り、町中の店を回って1円でも安いジュースを探したのを今でも忘れません。仕入れのお金は学校が持つため、しっかりと買う場所と値段に根拠がなければならないため、下準備は怠らなかったです。


次に

くじ引き

です。
やはり祭りといったらくじ引きだと考える人も多いと思います。
そこで私もくじ引きを企画しましたが、最初は景品を何するのかで迷いました。
通知表の成績が上がる件などあれば進んで学生はくじ引きに参加してくれるんですがね笑 そいううまくはいかないですよね笑

最初考えていた景品は、
・TSUTAYAで安くなったCDなどを買い袋に入れて渡す
・百均の文房具
・ジュースのタダ券

しかし、iPod touchが復旧していたこともありCDで音楽を聴く人が少ないと考え辞めました。

仕入れ値をいかに安くして、学生が喜びながら、利益も追求できないかと日々考えていました。

そんなある日、私はスマホ一つでオンラインでできるクレーンゲームがあることを知り、当時はそのサービスを売り出すために毎日ログインすることで1プレイのタダ券をもらうことができ実際にオンラインでクレーンゲームすることができることを知りました。そこで、実際にやってみると、1プレイでもぬいぐるみをゲットすることができました。無料で仕入れることができたため、このアプリを使い少しずつ仕入れを行いました。

そして集まった景品を用いて、学校のくじ引きの景品にしました。
また、祭りのくじ引きは当たりが少ないのが難点であったため、学校のくじ引きではよく当たるようにしておきました。学校の祭りの目的は利益ではありませんからね!


最後は、

ステージ

です。
祭りになくてはならない音楽!
スピーカーで流すことも考えましたが、学校には吹奏楽部があることを思い出しました。そこで、吹奏楽部の発表会も兼ねて中庭で演奏してもらう約束をし、生の演奏を聴きながら楽しめる夏祭りとなりました。


これらの結果、そのたった2時間ほどの夏祭りにて、10万円の売り上げに成功しました。


実際にやってみて、学校でのイベントの企画には多くの人が関わっており、そのため実行が許可されるまでにもとても時間がかかります。そのため、早め早め行動力が大切だと感じました。また、当たり前ですが、一緒に活動するメンバーはビジネスマンでも給料をもらっているのでもなく、自分も含めただの中学生です。そのため人に期待するのではなく自分の行動力と役割分担、ホウレンソウが大切だと感じました。今後、生徒会長として行なっていたマネジメントについてや他のメンバーのモチベーションを上げる方法についても経験からお話ししたいと考えています。フォローをして待っていてくださると本当に嬉しいです。宜しくお願い致します。




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