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点と点が繋がるとは言うけれども

過去の記憶を自分の中で保持したくない。
そして、相手の記憶から私のことを忘れて欲しい。
こんな感情が、なにか行動する前に抱いてしまう。

あの時、大学を辞めて地元にさっさと帰ればよかったのかな。
自分の得意教科だけを頑張っていればよかったのかな。
嫌なことは嫌と言えてればもう少し生きやすい人生を歩んでいたのだろうか。

後悔しないなんて中々難しい。今の私には無理ゲー。

ただ、いつか実を結ぶ事柄が起きたら、私は、私の口と言葉で、
「点と点が繋がった」と言えるのだろうか。

かの有名な、スティーブ・ジョブスも
スタンフォード大学の卒業式でもこのようなことを言っている。

将来を見据えながら点と点を結ぶということなど、皆さんにはできません。できるのは、振り返りながら点と点を結ぶということだけです。ですから、皆さんは、点と点が何らかの形でつながると信じるしかないのです。

参考文献:CNN

https://ee.asahipress.com/download/2004/pdf/2004%20jobs.pdf

ジョブスの言葉を初めて聞いた頃は、
高校2年の英語の授業の時だった。
その時からこの言葉は、私の体に染み付いた。

ただ、大人になる度に目標や叶えたい夢が高くなればなるほど、
現実と理想のギャップの振れ幅が大きくなる度に、
「私のやってる事は点と点がいつか繋がるのか?」と自信をなくす。
いくら周りに励まされても変わらない。

きっと、どんな偉い人から慰められても私は、
自信を持てないんだと思う。

そう思うと、根拠なし自信と、努力、成功体験で、自分自身を肯定する力が必要なのだろう。

自身を肯定できた日がいつか来たとしたら、
その時はどんな未来が待ち受けているのだろう。

私の将来がどうなっているのかちょっぴり楽しみだ。

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