クマロンの小冒険

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映画を通して「沖縄戦」を考える

映画「島守の塔」を観に行きました。 普段、そんなに邦画を観ないのですが、吉岡里帆さんの演じる役柄が最近の若い女優さんとしては中々、ハードに映りました。 この映画に関する吉岡里帆さんのインタビューを目にしたことがあるのですが「比嘉凜の生き方は悲しく映った」という風に語っていたので、役柄に共感できない部分もあったのかもしれませんが それでも、しっかり演じてる印象でした。 映画全体のストーリーはというと‥多少のチグハグ感が否めません。 恐らく沖縄戦に対する予備知識がない人が観ると

    • 小さな戦地

      6月23日。慰霊の日。 簡単にいうと「沖縄での終戦記念日」なんだと子供の頃は思ってました(学校でもそう教わった) しかし、研究が進むにつれて現在はそのような認識では無く「沖縄での組織的な戦闘が終わった日」というのが正しい認識に変わりつつあるようです。 そのちょっと前までは「牛島司令官が自決した日」という認識も強く広まってましたが、どうやらそれも研究が進むにつれて事実とは違うらしく、正確には6月22日なんだそうです。 前置きが長くなりましたが、子供の頃に学校で学んだ沖縄戦だけ

    映画を通して「沖縄戦」を考える