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ノマドニアdiary#5

3月22日の話

完璧でなくても

SNS運用のワークショップ2日目。
フィードバックとSNS運用を仕事としていくならどうしていくのか、というお話がメインだった。
webライターの講座の中でも言われていた「自分の実績をポートフォリオにすることで、自分のできることをクライアントに理解してもらうことができる」という話を今回の講座でも聞いた。
どうしてもこれから始めようとしている初心者の私たちには「これが私の実績です」と言えるものがほぼ0であり、そんな状態で仕事がもらえるのか、「この人に仕事を任せたい」と思ってもらえるのかが不安だった。同じような不安を抱えてる人がほかにもいたようだった。講師のえいたさんもそれに気づいたようでお話の中で
「そんなに完璧を求めなくていいんですよ」
と話してくれた。
自分でもやっていけるか不安だったけれど、その一言でちょっとだけ重荷を下ろすことができたような感覚があった。
SNS運用の知識はもちろんだけれど、それ以外にも大事なことを学ぶことができた気がする。

金曜日ってこんなに楽しい曜日だったんだ

ノマドニアの最初の1週間が終わったこの日はとても天気が良かった。
抜けるような青い空に夏の雲。時々吹く風が涼しくてこんな天気が良かったらきっと夕焼けもきれいだろうねという話になり、みんなでサンセットを見に行くことに決まった。
ご飯を食べて、ホテルに戻り、軽く準備をしてからビーチに出発。
La Brisa Baliというビーチクラブで待ち合わせだったけど、その前にゆうちゃん、なっちゃんと近くのお土産屋さんでショッピング。バリは観光で成り立っている国と聞いたことがある。だからなのか、ちょっとお店の商品を見ているだけで店員さんから「サイズは何?」と声をかけられる。買う前提で話を進められるから、そのグイグイ加減に3人ともちょっとタジタジ…。
まだルピアの扱いに慣れていないからお会計であたふた…。
買い物をするだけでこんなに大冒険した気分になれるのって面白い。
買い物も済ませて、いざビーチクラブへ!
夕日を見ながらみんなで乾杯したいななんて思っていたけど、天気のいい金曜日の夜だから、お店は激混み。夕日が見れる席はほとんどなかった。夕日はいつでも見れるよね。ということで今日はビーチクラブの雰囲気を楽しむ方にシフトチェンジ。
みんなでおしゃれな照明、吹き抜ける風、ノリノリなBGMに交じって聞こえる波の音、美味しいビールとピザ。最高すぎる時間。

こんなに楽しい金曜日はひさしぶり!

二次会はWarung Shisha by Mikata。閉店時間までおしゃべりに花が咲いた。ゆーちゃんが「みんなでこうやって金曜日に飲むってこと初めて!楽しい!」と言っていた。分かる。金曜日ってこんなに楽しかったんだね。あっという間の一週間だった。

3月23日

夢中になれるって気持ちいい

せっかくバリに来たんだからサーフィンしたいよね!
ということで、この日はクタにあるビーチにあるサーフィンスクールに行くことにした。
明日何する?とその日の気分で予定が埋まっていくのが私たち。
みんなでタクシーに乗ってビーチまで移動。2日目に仲良くなった大学生の子と現地で合流していざ初サーフィン!
2人一組でインストラクターがついてくれた。私たちのインストラクターは切りそろえられた前髪が特徴的なアンガーさん。
初めてのサーフィンは砂浜の上でレクチャーを受けたのと、波の上だと全然感覚が違ってボードの上に立つことすらままならなかった。
せっかく「今だよ、立って!」と教えてもらったのに上手に立てなくて、ボードの上に正座したまま進んでいくこともしばしば。
サーフィンって難しい。
アンガーに「こっちこっち!」と呼ばれて沖に向かっているときに「あ、今波に乗ることしか考えてなかった。」と気づいた。普段生活していると「仕事しなくちゃ」「買い物行かなきゃ」「あの人に連絡取りたい」とかが次々と浮かんできて、頭の中が忙しい。でも波の力はとても大きくて、そんなこと一切考えている暇がない。波に乗るために、1秒でもボードの上に立っているためだけに思考を巡らせて、感覚を研ぎ澄ます。何も考えずに夢中になれるって気持ちいいんだ。と知った。
サーフィンに夢中になる人の気持ちが少しわかったような気がした。

何回もやってると「今うまくいった!」って
思える瞬間ある。
それが気持ちいい

難しくて楽しいサーフィンだけど、初めてのことに想像以上に体力を使ったらしく2時間の体験が終わると、みんなぐったりしていた。
多分私も「疲れています」と顔に書いてあったと思う。めっちゃ疲れたけど、いい経験ができた。いい経験の代償として、誰か紅白幕私の足にかけた?ってレベルで日焼けしている。皆さんサーフィンに行く際は日焼け対策をしっかりどうぞ。私みたいに泣く羽目になりますから。(笑)

インストラクターのアンガーさんと。

話は少し変わるけど、インドネシアの紙幣はとにかく0が多い。
日本の1000円はバリでいうところのRp.100000。
書かれている0の多さにまだ慣れていない。ざっくりいうと0を2つ消すと日本円と同じくらいの額になるらしく、今も買い物に行った時もお札やら値札やら指で0を2つ隠して計算している。お土産さやんで買い物したときも思ったけど現地の人から言われた額がどの価格帯なのかをまだパッと理解できない。
そんな私たちがサーフィンの後、疲れと達成感からぽわーっとしながら歩いていると「タクシー?」と声をかけられた。帰りたい場所を伝えると「Money is three hundred」と言われた。
300円で帰れると思った私たちは喜んでそのタクシーに乗ったけど、途中で日本円ではなく、これはもしやRp.300000(日本円で3000円)なのでは?ということに気づき、安く帰りたい私たちVS初めの価格で連れていきたいタクシーのおじちゃんとの戦いが始まった。結局途中で降りてGrabでタクシーを呼んだ方が安いとなり、途中下車することになった。
1人だと焦るけどみんなと一緒だから心強くて、いい勉強になった。



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