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指導計画作成のヒント 月案7月 乳児

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 7月 (乳児)編です!!


養護(ねらい)

・気温や活動内容に応じた環境を整えて健康に過ごせるようにする。
・生活リズムを整えて安心して睡眠をとれるようにする。
・水遊びは体力を消耗するので十分な休息を取り、水分補給をこまめに行う。
・汗をかいたときにはこまめに着替えて清潔にする。
・子ども自身の思いに十分に寄り添い、ゆったりとした環境を作る。

養護(環境構成、援助)

・室温や温度をこまめに調整したり、暑い日には戸外でなく室内で身体を動かせるような活動を考えていく。
・それぞれの生活リズムを把握し、安心して心地よく過ごせるように配慮をする。
・十分に水分補給ができるよう場所を確保して休息ができるようにする。
・戸外、室内問わず、汗をかいたときには、着替えを行う。
・子どもの思いをくみ取れるように関わっていき、環境作りを行う。

健康(ねらい)

・衣服の着脱に興味を持ち、保育者と一緒にしようとする。
・衣服の簡単な着脱を自分で行おうとする。

健康(環境構成、援助)

・衣服の脱ぎ履きに興味が持てるように誘いかけてできた際には褒めて自信につなげていく。
・子ども自身が自ら行えるよう、声掛けや個人にあった援助をしていく。

人間関係(ねらい)

・保育者や他児との関わりを楽しむ。
・友だちや保育者と簡単な見た手遊びをする。

人間関係(環境構成、援助)

・他児の名前を伝えたり、一緒に遊んだりして関わってみようとすることができる環境を整えていく。
・保育者から子ども同士の関りが持てるように、仲介に入って行ったり、遊びの展開を広げていく。

環境(ねらい)

・水遊びを通して水の感触を楽しむ。
・水に触れたり、自然物に触れたりして遊ぶ。

環境(環境構成、援助)

・様々な玩具を用意して一緒に水に触れながら、水に親しみが持てるようにする。
・水遊びでは水に親しみを持ち、玩具を使用しながら遊べるようにする。夏の自然物を知ったり、見たりして遊ぶことのできるようにする。

言葉(ねらい)

・簡単に言葉や指差しで自分の気持ちを伝えようとする。
・自分の思いを簡単な言葉で伝えようとする。

言葉(環境構成、援助)

・言葉で表すことが難しい時には保育者が代弁することで他児に気持ちが伝わるよう、援助していく。
・子ども自身の思いが伝えられるよう、難しい時には代弁したり、保育者が様々な声掛けをしていく。

表現(ねらい)

・音楽に合わせて楽しみながら身体を動かす。
・自分の思いを簡単な言葉で伝えようとする。

表現(環境構成、援助)

・簡単な踊りの曲を用意して声をかけ、楽しい雰囲気の中で保育者も一緒に身体を動かす。
・製作物に興味を示して、いろんなものを使って表現できるよう導入をしたりして手指を使った製作をしていく。

食育(ねらい)

・満足感を感じながら食事を楽しむ。
・スプーンを使用して食べる。

食育(環境構成、援助)

・自ら食べようとしていたり、苦手な食材を食べてみようとしているときには十分に褒め、満足感を感じられるようにする。
・子ども自身がスプーンを正しく使用して食事ができるようにしていく。

配慮するべき事項

・水遊びでは足元が滑りやすいため、転倒に注意していく。
・水分補給や休息を十分に取り、熱中症や感染症を予防する。
・子ども同士の関わりも増えてきたので、保育者が仲介に入り安心した環境で遊べるようにする。
・残暑が続き室内遊びが増えてきて子どものストレスがたまらないよう遊びを広げていく。

保護者支援、連携

・健康状態や水遊びの参加の有無を連絡帳や登園時に詳しく共有してもらう。
・暑さから汗をかき、発疹の出やすい時期なので家庭と連携をしっかりととって様子を見守り、必要に応じて受診を促す。
・日々の子どもの出来事を共有していき、ともに成長の喜びを感じる。
・排便間隔が長くなった子どもには、こまめに保護者に伝えていく。

職員との連携


長時間保育

・ゆったりとした中で、安心して保育者と好きな遊びを楽しむ。
・子ども一人一人が好きな遊びを見つけて落ち着いて遊ぶ。


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