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指導計画作成のヒント 月案8月

こんにちは。とさかまるです。

さて、保育士として行う業務に指導計画の作成があります。
年間指導計画に月案、週案など…。あげればキリがありません。
この指導計画の作成、得意な先生もいるかもしれませんが、慣れないうちはなかなか大変なんですよね…。かくいう僕も指導計画の作成に苦労している保育士の一人です。

丁寧に時間をかけて指導計画を作成できることが理想ではありますが、中々そうはいかない現実があることも確かですよね!?
それに!指導計画はあくまで計画!ここに時間をかけるよりも子どもたちとの時間に割きたくはありませんか!?!

と、いうことで。指導計画作成のヒントをこの記事にまとめたいと思います。僕がこれまで作成してきた指導案の内容です。細かいニュアンスを変えながら活用できるところはぜひ、ご活用ください!!
今回は月案 8月 (幼児)編です!!


養護(ねらい)

・十分な水分補給、適度な休息や午睡をとる。
・様々な活動に喜んで取り組む。
・休息や午睡、水分補給や着替えなど夏の生活の仕方がわかり、自分で心地よく過ごそうとする。
・保育者に励まされながら身の回りの事を行い、自分でできたという達成感を持つ。
・こまめに水分補給や休息を行うなど暑い時期の過ごし方を伝え、健康に過ごせるようにする。
・子ども一人一人が、自分の思いや考えを安心して表現できるように寄り添っていく。

養護(環境構成、援助)

・必要に応じて水分補給や休息が取れるようにする。
・新しい活動でも、興味を持って楽しみながら取り組む保育者の姿を見せる。不安な気持ちに寄り添い、安心できるような雰囲気を作る。
・室温と湿度を適度に保つ。また、汗をかいたら子ども自身が気づいて着替えをしていくことができるよう声掛けをしていく。
・着脱や片付けなど身の回りのことに意欲を持てるよう、できている子どもを褒めてクラス全体に知らせていく。
・水分補給や休息を十分に行えるように声をかけ、暑さによる体調の崩れを予防し、健康に過ごせるようにする。
・保育者が子どもの思いや気づきに共感し、安心して自分の気持ちを表現できるような雰囲気作りを心掛ける。

健康(ねらい)

・生活や遊びの流れに見通しを持ち、自分で旅やってみようとする。
・水遊びやプールを通して、涼を感じながらのびのびと身体を動かして遊ぶ
・季節を感じながら身体を動かして遊ぶ楽しさを味わう。

健康(環境構成、援助)

・自分でできるところは励まして見守り、自分でしようとする気持ちを大切に、じっくりと待つようにする。
・水を使った遊びを積極的に取り入れ、夏ならではの遊びを楽しめるようにする。
・プール遊びでは、全身を使って遊べるように工夫していく。

人間関係(ねらい)

・友だちや保育者と一緒にプールや水遊びを楽しむ。
・友だちと思いを伝え合いながら遊び、満足感や充実感を味わう。
・異年齢児と積極的に関り、相手を思いやりながら5歳児としての自覚を高めていく。

人間関係(環境構成、援助)

・プールでは階段の上り下りなど必要な場所に必ず保育者がつく。
・友だちとの関わりでは自分の気持ちを伝えることに加えて、相手の気持ちを知ることの大切さを実感できるように丁寧に仲立ちをしていく。
・職員同士で連携して合同保育を行い、関わりを持てるようにしていく。

環境(ねらい)

・夏の自然現象や生き物などに興味、関心を持つ。
・夕立や入道雲など夏の自然現象に興味を持つ。
・生活の中で危険なことは改めて確認しあい、安全に遊ぼうとする。

環境(環境構成、援助)

・子どもの発見を見逃さないようにし、気になることはすぐに調べられるように図鑑などを用意する。
・朝の会や生活の中で今日の空模様について話題にし、子どもたちが自然に興味を持てるようにする。
・水遊びやプール遊びでの振る舞いについて確認し、自分たちで考えていくことができるように援助したり声掛けをしていく。

言葉(ねらい)

・自分の経験したことや楽しかった思い出を保育者や友だちに話したり、友だちの話を聞いたりする。
・保育者と一緒に、友だちに自分の思いを言葉で伝えようとする。
・自分の気持ちや考えを相手にわかるように話そうとする。

言葉(環境構成、援助)

・自分の楽しい経験を話したいと思えるような雰囲気を作る。
・子ども同士の関わりを見守りながら、状況に応じて言葉を補ったり、友だちへの声かけを促したり子ども同士の伝え合いを支えていく。
・思いを伝え合えられるように見守りながら必要に応じて声かけをしたり、援助したりしていく。

表現(ねらい)

・友だちと一緒に音楽に合わせて身体を動かす事を楽しむ。
・体操やダンスに親しみ、のびのびと身体を動かして表現する楽しさを味わう。
・メロディオンで学んだ曲を演奏し、表現することを楽しむ。

表現(環境構成、援助)

・ピアノやCD、楽器などを使用し楽しく身体を動かせる環境作りをする。
・運動会で踊る演目の曲を遊びの中で流したり、少しずつ振り付けをしていき、楽しみながら身体を動かせるようにしていく。
・曲を演奏する際、美しく表現ができるような雰囲気作りを心掛ける。

食育(ねらい)

・食事に必要なマナーや態度を身につける
・給食の配膳の仕方を覚え、正しい位置に配膳する。
・食事を作ってくれる人や食べ物に対して感謝の気持ちを持つ。

食育(環境構成、援助)

・保育者自身が子どもの正しい手本となるようにしていく。
・食器の並べ方を保育室に掲示しておき、子どもたちが確認できるようにする。
・食べ物や料理に関心が持てるように声をかけたり、食べ物についての絵本を用意したりする。

配慮すべき事項

・手洗いうがいだけでなく、こまめな換気や視診を行い、感染予防を行っていく。
・プールをする際には監視体制についてしっかり確認し、事故がないよう一層注意する。
・室内の温度や湿度調節に配慮し、体調を崩したり熱中症になったりしないように予防する。

保護者支援、連携

・子どもの変化や頑張ったことを口頭で伝えたり、家庭での様子を聞き、情報交換をしていく。
・送迎時に園での様子や家庭での様子を共有して子どもの成長を一緒に見守る。
・暑さが厳しくなってくるので体調について細かく共有し、予防や早期発見ができるようにしていく。

職員との連携

・プール遊びでは危険が伴うので、言葉をかけ合いながら個々の姿や活動に注意する。
・職員間で連携をとりながら、空調を保ったり水分の補給をこまめに行ったりして健康に過ごせるようにする。
・職員同士で声をかけあい、子どもの顔色や様子を確認したり室温と湿度をこまめに調整したりして、健康で快適に過ごせるようにする。

長時間保育

・安心できる環境の中でのびのびと過ごす。
・保育者や友だちと安心した気持ちで楽しく過ごす。
・不安な児には寄り添い、安心して過ごせるようにする。

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