谷合-基生の短編小説

小説以外も。

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最近の記事

時間に関する考察(失恋から)

 イベントを忘れること、それは歩んできた過去を忘れることに等しいかもしれません。  最近僕はとても悲しい経験をしました。恋愛に関する悲しい経験です。しかし僕は一連のイベントを無かったことにしました。僕の脳みその便利なとこというか、適応反応というか。あれは本当に現実だったのか。それとも夢なのか。  今ではあったことは知っているのだけれど、その存在したイベントに親近感がありません。またこのイベントが起きたらば僕はジャメヴを感じることでしょう。  親近感でA系列を考える時、単純に僕

    • 何かに依存して、それがない時苦しむ。そこで我々は別の何かに依存するという安易に走ろうとするかもしれない。しかし、我々は"何にも依存しない"という新たな地平に降り立つだけだ。我思う故に我あることさえ。

      • どうしたんだ世界よ、俺のためにあれ!【短編小説】

         学校の男子寮であるべき所に、まさかこんな場所があるなんて僕は思ってもみなかった。  誰もが子供時代にはガシャガシャにハマった時期があるだろう。僕も御多分に漏れず、好きなアニメのミニストラップや動物や昆虫のリアルなフィギュアを、大切な小遣いで毎月回すのが楽しみだった。僕はガシャガシャを回すという世界に没頭しているのであり、今のように自分の外側の世界にむやみに憧れることを知らないのだった。  なんと僕の学園のタワー状男子寮はその1階から3階まで全てがガシャガシャで埋め尽くされて

        • すぐに高齢者対若者という対立図式を作り出してしまう思考を私は老害と呼ぼう。

        時間に関する考察(失恋から)

        • 何かに依存して、それがない時苦しむ。そこで我々は別の何かに依存するという安易に走ろうとするかもしれない。しかし、我々は"何にも依存しない"という新たな地平に降り立つだけだ。我思う故に我あることさえ。

        • どうしたんだ世界よ、俺のためにあれ!【短編小説】

        • すぐに高齢者対若者という対立図式を作り出してしまう思考を私は老害と呼ぼう。

          もしこの世に偉いか馬鹿かという物差しがあるのならば、自分は他と上手くいったためしがないから、一番偉いか一番馬鹿だと思ってる。

          もしこの世に偉いか馬鹿かという物差しがあるのならば、自分は他と上手くいったためしがないから、一番偉いか一番馬鹿だと思ってる。

          僕にどうしろと【短編小説】

           駅からちょっと歩いた所の橋を渡って、こちら側の狭い海よりもずっとずっと広い方の海が見える場所。人は住んでいない。もっともっと小さい子供の頃から僕の遊び場になっているちっぽけな島。僕はここを新しい友達に秘密裏に教えてあげようとしていた。  「早くおいでよ!」  僕は岩の間でうじうじしている新しい友達を呼んだ。  「暗い底を見てしまって怖くて肢が動かないんだよ」  「大丈夫だ。そんなに深くないよ」  哀れな都会人と友達になる計画。僕の秘密を見せてあげる。例えば生きているウニとか

          僕にどうしろと【短編小説】

          討論番組に登場するヤバいやつ

           私の生活がネットに支配されるようになってもう何年も経ちます。しかしネットと言ってもそのほとんどがユーチューブで、面白い動画を探しては何時間も見てしまいます。  いつからかユーチューブでは討論やディベートを行うためのチャンネルが増えてきました。それらのコンテンツを視聴していると時々滅茶苦茶なやつが登場します。喧嘩して放送事故みたいになってたり、そもそも議論として成り立っていなかったり。動画のコメントを見ているとそういう動画では極端なものばかりあって、"こいつは頭おかしい"とか

          討論番組に登場するヤバいやつ

          短編小説と書きましたが、今のところ短編小説を書く気はありません。タイトルだけです。

          短編小説と書きましたが、今のところ短編小説を書く気はありません。タイトルだけです。

          詩っぽいかも

          圧倒的なライブ感、非日常、僕自身では到底太刀打ちできないだろうと思わせる壮大さ。水族館や動物園の公演でもなければ、ディズニーランドの素晴らしいアトラクションでもない。僕の遥か上であり、遥か下であるが限りなく近くて大きい。それは、私たちを守る母なる戦闘機に戦艦だった。

          アニメ見る時の姿勢

          音楽のフェスとかお笑い芸人のライブでは、初めから客が楽しむ・面白がる態度でいないと場が成立しないということをどこかで聞いたことがあります。客の側にも求められるのです。しかしアニメにおいてそのような要求がなされることを僕は認めません。むしろ楽しませてみろという態度でアニメを見ています。そして第1話で面白くないとすぐ切ります。今まで300作品以上見てきましたが、その経験上1話が面白くない(自分に合わない)アニメは以降も面白くないのです。最近はコンプライアンスの影響か、そういったと

          アニメ見る時の姿勢

          タイムリープは難しい

           僕の世界は停滞しています。変わりようのない世界を今、体験している 日本で開戦でもすればちょっとはこの世界も変わるだろうか。世界が変わることを拒んでいるのか、自分が変わらないのか。僕は後者だと思う。僕はなかなか変わらない。世界が変わることで僕が変わるのか、僕が変わることで世界が変わるのか。僕が変わるのが難しいということはタイムリープは難しい。少なくとも出来事の系列を主体の僕が訪問する形ではタイムリープは実現しないからです。

          タイムリープは難しい

          科学は現象を体系的に理解しようとするが、それは理解しやすいという安心と不安を与える。これ以上考えようがないという感覚を与える。しかし未だ見えぬ、あるいは永遠に見えないだろう何かを待ち続ける態度の方が、僕にとっては、無限の可能性を信じることだから安心ですがね。

          科学は現象を体系的に理解しようとするが、それは理解しやすいという安心と不安を与える。これ以上考えようがないという感覚を与える。しかし未だ見えぬ、あるいは永遠に見えないだろう何かを待ち続ける態度の方が、僕にとっては、無限の可能性を信じることだから安心ですがね。

          最近、ただ時が流れるだけで人生が進んでいない気がする。自分は定点から世の中の流れを観測しているだけの存在になってきている。

          最近、ただ時が流れるだけで人生が進んでいない気がする。自分は定点から世の中の流れを観測しているだけの存在になってきている。

          東京都知事選について【時事を切る】

           先ほど、東京都知事で現職の女性が当選確実と報道されました。そこで、少し考えたことを発表したいと思います。僕の意見としては、70代を超えると流石に引退した方が良いのではないかと思うのです。実績があるというのは関係ないのです。今回の現職の女性?について言えば、実績というか単なる経歴ですが、一般の有権者については、そんなガワだけで投票する人が多かったのだと思います。あとは色々な笑えない組織の利害関係によってもたらされた結果だと認識しています。  とにかく、高齢者が高い地位について

          東京都知事選について【時事を切る】

          アイドル信者に思うこと「自分なんかなくていい」

          「推し」という言葉が流行り始めたのはごく最近のことだと記憶しています。今では中年のおばさんまでもが「推し」という言葉を使っています。推しに大金を貢ぐ人さえいます。僕は好きなアニメに対してはお金を使ったりしますが、それはグッズとかを買ったりするのではなく、そのアニメを見るサブスクの料金であったり、ノベライズされたものを購入したりする、いわばそのアニメ自体を楽しむことにお金を使っています。しかし、Youtubeの投げ銭など単にお金を貢ぐ行為が理解できません。お金を払うが、相手から

          アイドル信者に思うこと「自分なんかなくていい」

          科学なんてしょーもない

           誰でも分かることだと思いますが、科学なんてものは他人が勝手にルールを作って押し付けてくるようなものです。理性なんていう不安定なものを頼りに恣意的に受け入れるか、却下するかを決定しているのです。受け入れようが受け入れまいが個人の自由です。それで一概に未来が予測されることなどないことは複雑系という言葉から分かるでしょう。科学はただ当たり障りのない範囲を扱うのです。  ルールとして存在するものに甘んじて、それに馴染んでいることを既得権益化したものが科学であり、科学者なのです。ルー

          科学なんてしょーもない