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第二次モテ期

 こんばんは、乙訓野添です。なんだか足が臭いな、と思ったら、靴がボロボロでした。毎日1万歩も歩いてるから、消耗が激しいんですね。

 どうにかタヌキを使える様にしたのですが、やっぱり見た目が残念。どうせなら可愛い子、せてめ欲情できる人と付き合いたいというのは、男のサガです。ただし、出会いの場がなければ、それも叶わないのです。
 ところが、時代はSNS時代に突入していました。SNSによって、メル友やチャットの頃なんかよりも、人間関係はバーチャルの世界でより密接になっていきました。そして、SNSも出会いの場と転化していくのに、さほど時間はかかりませんでした。その傾向は、後発の国産SNSでより顕著でした。当時、モバ○ーやグ○ーが、そうした入れ食いなSNSでした。

 当時の印象を思い出してみれば、メル友やチャットの頃に比べれば、出会いは一気に増えた様に感じます。また、独身者だけでなく、既婚者も大勢それに参加し、気が合えばさっさとあって、さっさとする、そういった流れでした。かくいう自分も、何人もの女性を会って、していました。そうなんです。付き合うとかじゃなくて、もう、する為に会う。しかも、独身者でなく、既婚者ばっかりでした。
 自分の場合、大きな強みだったのが、猫を飼っていた事でした。猫の写真を見せると、

きゃー!猫ちゃん可愛い!今度触りに行っていいですか?

 なんて言ってくるのです。そうくりゃ、「おうおう、いつでもおいで」って話しになりますし、くれば猫触らせるだけでなく、自分も触らせますし、自分も相手を触りまくる、という事になるのです。
 普通、こうした逢引は、どっかのホテルでやるものでしょうが、自分は一人暮らしでしたので、呼び寄せる事も多いに可能でした。その頃には、それなりに人が呼べる賃貸マンションに住んでましたので、気兼ねなく呼べました。タヌキはちゃんと就職してましたから、週末にしか来ないので、平日に呼ぶ訳です。既婚者だとむしろ土日はダメだった訳です。

 もちろん、この頃も、メル友的な苦労はあるにはあったのですが、「次いけ次」で次々とアプローチかけれましたので、非常にリターンが大きく、楽しめました。
 問題なのは、釣れるのは既婚者が大半だった、という事です。既婚者は遊ぶには良いですが、最終的に結婚したりは出来ないので、正規彼女にする事が出来ない、というネックがありました。しかしまぁ、正規彼女は一応タヌキがいますし、独身で良いのが見つかれば乗り換えるつもり満々でしたが、既婚者でも遊べればいいや、みたいな軽い考えでやってました。
 ただ、今から考えれば、もっと真剣に出会いを探して、乗り換えを模索すべきだったと思います。ここで遊び呆けていた報いは、あとできっちり受ける事になりました。

 彼女がいながら、SNSで女漁りをする。極めて不健全な事でありますが、ただ述べたいのは、勇気を持てなくて不発で終わり、非モテといじけていた自分が、ついにヤリチンに変容していったというのは、男としては成長だったのではないか、という事です。人生一穴という生き方は、それはそれで清廉ですが、一穴も持てない人生よりは、猟色できるスキルが備わった人生の方が、遥かに生きてて楽しい。自分はそう思います。この頃の自分は、まさに成長期だったのだろうと思います。成長期にしては、かなり遅咲きでしたが。

 今回のnoteはここまで。第二期モテ期の話しは、あと2本ほどあります。こんな話しに、いいねもコメントもあったもんじゃないと思いますが、頂けると励みになります。最後まで読んでいただき、有難うございました。


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