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リンドウの竜騎士(ヴァサラ戦記)

「古来、リンドウの民は暗殺部隊として国軍に従事し、その活躍から ”リンドウの竜騎士” と恐れられていた」
演:シネマンガテレビ一同


①概要

ヴァサラ戦記に登場する一族であり、アシュラの生まれ故郷『竜の里リンドウ』に暮らしていた人々。

存在自体は第47話にてビャクエンらからほのめかされていたが、詳細が明らかになったのは第51話。

彼らは代々伝わる暗殺術や『龍の極み』といった能力で『国の暗部』を一手に担っており、それゆえに一般の社会とは異なる隠れ里で、一族へ伝わる守り神『アシュヴァラ』を祭る土着の先祖信仰を重んじるという独自の文化を築いてい暮らしてた。

服装は黒や紺の暗色系かつフードがついた厚手のものであり、このフード付きの衣装に身を包み腕を組んで目を細める出で立ちは、このリンドウの竜騎士達にみられる特徴となっている。また、作中にはリンドウの民と明言されないものの、特徴の一致するそれらしき人物も登場している。

②作中での扱い

・本編『ヴァサラ戦記』にて
ジンたちが活躍する時代では、はるか昔に滅んだためかほとんど言及されず、その存在が顔を見せたのは『炎神編』に入ってから。

とはいえ、この時代でもユダは『伝承』として聞き及んでいるだけであり、ビャクエンに至っては『伝説上の存在』として扱われていた。

その後、アシュラの正体が明らかになったことで、本編における「過去編」の前後の時系列において『竜の里』を襲った悲劇的な真実が明らかになった。

・外伝『ヒジリ猛虎伝』にて
まだ王国が健在だった時代のこちらでは竜の里もまだ存在しており、第一話にて腹をすかせた虎丸が里へ迷い込んだところを殺しにかかってきた。

虎丸からは「あんたらお国の狗だろ!」と揶揄されており、こちらの時代では国王軍の暗殺部隊としてそれなりに名が知れ渡っていたようである。

③主な登場シーン

・第35話:ハボタン山
雇われの破落戸の中にリンドウの民と特徴の一致する人物が登場した。この時代はまだリンドウの竜騎士は健在であると考えられるため、里を脱してきたか追放されたのだろうか?

画像右の人物。 

・第51話:過去回想にて
ヴァサラの革命軍にあらがう旧体制の勢力として登場。長きにわたり暗部を担ってきた彼らはその隠れ蓑を失い、後世にはその恐ろしい殺し屋としての伝説だけが残った。

王国が斃れた後の「竜の里」の様子
誇り高き死を遂げる竜騎士達。

・外伝『ヒジリ猛虎伝』
暴れまわる虎丸が「竜の里」へ迷い込んだことで戦闘になる。虎丸に相対した竜騎士達は『このまま戦えば死ぬ』と戦慄していたが、彼の実力やその漏れ出す波動を即座に見抜くあたり、相当の実力者であることが伺える。

結局は虎丸を捕らえ、国王へ突き出した

・引用リンク

ヴァサラ戦記:第51話

ヴァサラ戦記:第35話


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