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【土星逆行】 見直しと調整の時 土星魚座期 2024年



梅雨らしい曇り空と雨模様の日々が続きますね。

そして、あっという間に7月…今年も上半期が終わりました。

蟹座シーズンに入り、しっとりしたみずみずしいエネルギーに馴染んできた頃でしょうか?


しばらく順行していた土星が6月末から逆行。
(土星逆行期間は2024年6月30日~11月15日)
どの天体にも順行と逆行があります。(太陽と月 以外)

実際に逆行しているわけではなく、地球から見て進行方向とは逆に動いているように見える時期。
天体によって公転周期が違うので逆行期間にも幅があります。

土星は一年のうち3~4ヶ月ほど。

逆行は、その天体が司るテーマの見直し期間。
これまでの流れを止めて後ろを振り返り、調整したり軌道修正する時期です。

風の時代仕様に、自分ルールも社会のルールも書き換えてきた私たち。

気づけば…自分を取り巻く状況が刻々と変化して、それすら古くなっている感があり、モヤモヤが募り始めている頃かもしれません。

そのルールは新しい私たちに適切か?

その制限は既に窮屈なのでは?

答えは自分の内なる世界の中にあるかもしれません。

これまでに色々生じてしまった矛盾。
土星の逆行期間は見直し調整して解消できるチャンスです。


【土星】は社会天体

西洋占星術では土星は木星と同じく社会天体と言われ、社会全般に影響を与えて世の中の動向や社会のムードをつくると言われています。

◎成功・発展・拡大の『ラッキー スター・吉星』と言われる木星
◇公転周期…約12年(一つのサインに約1年間ほど滞在)

◎自立・制限・責任の『試練とカルマの星』と言われる土星
◇公転周期…約29~30年(一つのサインに約2年半ほど滞在)

西洋占星術だけでなく、東洋の占いでも木星は吉星。

木星だけがもてはやされて土星は煙たがられる傾向がありますね。

土星は私たち一人一人に制限と課題を与えて成長を促す天体。
試練をもたらす星と言われる所以です。

しかし敬遠してしまっては勿体ない。

この対照的な2天体、土星と木星の両輪を自分の中に機能させることも大切。
意識していくことで、この地球にしっかりと根を張って人生を豊かに発展させていくことを可能にするでしょう。

揺り戻しが起きたり、向き合いたくない事と対峙することになったり、膿み出しが起きたり、ネガティブな状況に陥るかもしれません。

「こんなに溜め込んでるけど、それはもう不要なのでは?」という星からの問い掛けに、私たちは「気づき」「手放し」「浄化」していくこと。

どんどん削ぎ落として軽くなり、次に進んでいきましょう。



○土星のキーワード

試練・責任・秩序・制限・限界・収縮・課題・努力・堅実・厳格・土台・安定・コンプレックス

土星と深く関わってくるものは、社会的なルールと秩序・社会的な安定と基盤・時間・人生における課題・苦手意識・自分のシャドウ

私たちにとって土星は、真の成長と向上を促してくれる厳しい先生や師匠のような天体


12星座の中で最も広い心を持ち、全てを受け入れる慈愛に満ちた平和主義者

○魚座のテーマ・キーワード

☆守護星(支配星)…海王星・木星

◇水のサイン・柔軟宮

『Ibelieve (私は信じる)』

慈愛・優しさ・癒し・浄化・献身的・赦し・平和・融合・救済・芸術・想像力の豊かさ・自己犠牲・集合的無意識・スピリチュアル・境界線の無さ

サイクルの終わりを意味する12星座の12番目である魚座

同じ水のサインでも、蟹座は淀みなく流れる河川、蠍座は地下水や地底湖

そして魚座は分け隔てなく全てを飲み込んで受け入れる大海原のイメージです


現在、土星が滞在しているのは魚座。

魚座が司る「目に見えないもの」がより重要になる『心の時代』

現実化が得意な土星の働きで、集合無意識・精神性・スピリチュアリティーの安定した土台をつくり、世の中に定着させるという約30年の集大成の時期。
それが当たり前の時代へと変容していくのでしょう。

あらゆる境界線を融かす・異なるもの同士をつなぎ合わせるというテーマの海王星(本来の居場所である魚座に滞在)も7月2日から逆行を始めます。(~12月8日まで 約5ヶ月間)

どちらも12星座の最後である魚座に滞在しているので、大きな括りの最後の調整という重要な意味がありそうです。

現在、逆行中の冥王星。
これまで山羊座と水瓶座を行きつ戻りつしていた究極の星・冥王星が2024年11月20日に本格的な水瓶座入り。
地の時代から風の時代へ完全移行です。


星々からの大きな愛と応援を受け取りながら、私たちは新しい時代に向けて着々と準備を進めていきたいですね!



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