【恋愛は脳でしろ!】『脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる』②習慣編

前回の「理論編」で理論は理解したもの、「早く具体的なテクニックを!」と思う方も多いかもしれません。

ですが、まずは土台となるその考え方や行動指針をきちんと理解することで確実に成功率アップをはかったほうがよいでしょう、

土台とは、客観的な魅力を向上させること、つまりそもそも魅力的な人になることです。そのため、テクニックではなくまずはモテる振る舞いや条件を習慣にしてしまうことがテーマとなります。

ハードル、高いですよね?一気にすべては網羅できないかもしれませんが、できるところから一つずつやっていきましょう。外見的なところなど、すぐに解決できることもありますよ!

5つのモテ習慣

モテる人になりたいなら、まずは異性としての好感度を上げるようなベースアップを図りましょう。一朝一夕には身につきませんが、できると不特定多数からモテる、いわば「モテの確かなベース」を築くことができます。

以下の5つがその習慣です。「身だしなみを整える」以外はそもそものキャラによるところも大きいので練習が必要かもしれません。具体的にイメージできる人が身近にいる場合はその人をイメージしつつ、できるところから頑張ってクリアしていきましょう。

①その場を楽しむ
②笑う
③相手の態度を見て判断しない
④違和感を出す
⑤身だしなみを整える

基本的には読んで字の如しなので詳しい必要はないものがほとんどですが、「④違和感を出す」だけ補足しておきます。

違和感を出すとは?

たとえばギターをやっている人やギターバンドが好きな人が、ギターのキーホルダーを身に着けているなど、特徴となる要素があったほうがよいということです。一般的には清潔感さえあればOKのはずですが、著者によると自分の魅力につながるような特徴的なアイテムはぜひ身につけたほうが(脳科学的に)よいそうです。

一番良くないのは平凡であること、他人と変わらない普通であることで、特徴=違和感がないとそこから恋愛には帰属しにくいといいます。

8つのモテコミュニケーション

コミュニケーションにおいては、相手に想像させることで無意識に直接訴えるスタンスがベースとなります。単語で撹乱させる「活性化拡散」をはじめ、普段から意識しておきましょう。

①単語レベルの「刷り込み」で暗示をかける

人間の脳が情報を処理する際、一つひとつの概念が樹状に接続されて「意味のネットワーク」を形成します。それらの概念はノード(節点)と呼ばれ、ネットワーク上の一つのノードが活性化すると、それと結びついた他のノードもすべて活性化されます。これは心理学用語で「活性化拡散」と呼ばれています。

そのため、「デート」、「付き合う」、「セックス」などを目標にするのであれば、それに関連する単語(つまりノード)を会話に散りばめることで、相手に抱かせたいイメージや取らせたい行動を作ることができるということなのです。

デートの場合のキーワード
ディズニー、スプラッシュマウンテン、ドキドキ、記念日、彼氏、告白、おごって

付き合う
告白、ドキドキ、記念日

セックス
気持ちいい、ぬるぬる、体が火照る、裸、エロい、ベッド、マッサージ、下半身、抱き合う

無意識は無防備かつ影響を受けやすいので、無意識に向かってドンドン弾を撃ち込んでいきましょう。相手の潜在意識はあなたが打ち込んだ弾に大きく影響を受け、それによって「行動を決める際になんとなく想起してしまう」という状態を作ることができるので、結果、相手の思考をこちらの思った方に誘導することができる(相手にバレずに相手をコントロールできる)というわけです。

②想像させる

選択肢を絞るダブルバインドや、相手に疑似体験させるフレーズ「想像してみてほしんだけど」などいくつかのテクニックがあるが、中でも上述の活性化拡散が起きる感情的なワードは特に使いやすいかもしれません。

普段から以下のようなワードを多様しておくと、相手があなたに恋愛感情をいだきやすくなるでしょう。

感情的なワード
ドキドキした、キュンとした、楽しかった、癒やされた、気持ちよかった

全部を教えてない

好きバレはもちろん、恋愛以外でも「知られないほうがよい」という考え方は効果的です。たとえば「〜ちゃんって不思議な魅力があるよね」といったとすると、その答えをはっきりさせず流すと、潜在意識下でその答えが気になり続けるように誘導することができます。

同じ理由で、LINEやDMを即レスしすぎないのも重要。相手の潜在意識が混乱するような行為は有効だと覚えておきましょう。

③緊張と弛緩

基本の中でも特に重要な概念のひとつ。相手に好きになってもらうためには、感情が常にプラス方向にふれる行動がよいのではなく、マイナスから普通に戻るなど、あくまでその振れ幅(ギャップ)が大事だということです。

感情がプラス方向に振れたとき、触れた感情の分だけ好印象を抱かせることができる。

では何がマイナスにあたるのかというと、冷たい態度を取れというのではなく、相手の脳にちょっとした負荷をかけるということなのですね。既読スルーや未読スルーもそうですし、「一瞬意味が理解できないことをいう」なども効果的だそうです。

「レッドチョコレートいる?」
「え、レッドチョコレートって何?
「間違えた、ブラックチョコレートだった笑」

その状態から答えをいうことで、脳が緊張から弛緩へと導かれ、相手があなたに好意を感じるという仕組みです。

⑥何かをしてあげる

⑦あなたのために何かをかけさせる

⑧①〜⑦の基本を守る

まとめ

習慣とコミュニケーションを紹介しましたが、色々あって大変ですよね!ただ、同時にすべてをやろうとする必要はありませんし、実際にそんなことはできません。

なのでこれらの習慣やコミュニケーションは、あくまで魅力向上のチェックリストとして、日々意識して向上に励むとよいのではないでしょうか。


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