見出し画像

”DATASaber”とは何か?を自分なりに考えてみた。

記事の目的

この記事は、DATASaberプログラムの最終技術試験を終え、口頭試問までの間に考えたことを残したものです。門外不出の口頭試問後は、書きづらい気がしたので、今しか書けない考えを自分の言葉で綴ろうと思う。

現在の状況

今日は、2023年2月3日。2022年11月12日からDATASaberBridgeに参加(過去記事)し、現在83日目。2月1日に最終技術試験に合格し、2月4日(明日)に口頭試問を控えている。

キッカケは技術試験の合格連絡

一昨日、最終技術試験を終え、Norito師匠から結果通知のご連絡を頂いた。結果は”合格”。
”残すは口頭試問のみ”という状況で、間違いが無いように結果連絡を何度も読み返していたのだが、そこで走った衝撃が、この記事のキッカケです。
その時の連絡文は、以下です。

合格の安堵とともに、何か違和感を感じ、何度か読み返したところ、自分の中で衝撃が走った。この部分である。

この一文で、目が覚めた。口頭試問に合格すると”師匠”になるのである。
もちろん弟子がいない間は、師匠と呼ばれる機会はない。なので、正確に言うと「”師匠”として弟子を取ることが認められる状態」である。
だからこそ、この文章の違和感は、師匠からのメッセージだと受け取った。

雷に打たれたように覚悟が足りなさに気付く

DATASaberプログラムの中で、スキルを磨き、社内外でTableauの情報を発信し、そこにやりがいを感じることはできていた。

でも、足りていなかった。

DATASaberは、”教育係”や”メンター”ではなく、”師匠”なのである。
このニュアンスの違いは、多くの人が感じると思う。
技術を人に伝え、スキルフルな人材を増やすのみでなく、日ごろからデータに関わる人に良い影響を与えるような立ち振る舞いを実行し、社会や組織をより良い方向に変えていくことに貢献できる人なのである。
思い返すとKTさんが動画の中で何度も言っていた内容である。
いまさら?と思う人もいるかもしれないが、自分はきちんと理解できていなかったことに気づいた。
そして、これまでの人生を思い返すと似たような感覚は感じたことがある。

・結婚した時
・子供ができた時
・会社で昇進した時

どれも自分が望んでいたことなのに、いざそれが達成した瞬間、”本当に今の自分に足りているのか?”という不安が襲ってくる。

Tableauの使い方や分析方法を人に伝える覚悟はある。それによって、その人できないことができるようになってくれたら僕も嬉しい。
でもその考えは浅かった。

これは、もはやスキルとかマインドを超え”人間性”を磨く必要ある。

なぜ師匠は、あえて”師匠”と書いたのか?

普通に考えれば、”晴れてDATASaberとなります”が妥当な文章に師匠はなぜ”師匠”と書いたのか?これは、自分の覚悟の足らなさを見抜いていたからだと思う。
意識的か無意識かはわからないが、そうでないと説明が付かないと思った。

そしてそれは正しい。自分には”師匠できます”という覚悟はまだない。
なんなら、まだapprenticeでいたい。そういう感情がおのずと出た。
このメッセージを受け取るまでは、”師匠”という言い方は、エンタメ感やモチベーションを上げるために使っている呼び方だと思っていた。
会社でいうなら、”指導者”、”教育係”、”メンター”というイメージで、”知識”だけでなく、”ホスピタリティ”も求められる存在なのだと理解していた。
しかし、ここに来て考えが変わった。

結論をいうと、DATASaber=師匠とは…

  1. Tableauの中級以上のスキルを有している。

  2. スキルを人に伝えるホスピタリティを持ち合わせている。

  3. 人や組織をより良い方向に導くための立ち振る舞いを理解し実践できる。

1と2のみであれば、メンターや教育係の範疇だと思うが、”師匠”というニュアンスには3が含まれると感じている。

なぜ、DATASaberは”人間性”が求められるのか?

自分が出した答えは、ある意味とてもドライなものだ。
それはDATASaberが行う業務を遂行する上で最も重要な要素だからである。
データというデジタルなリソースを扱う業務でありながら、実はそのほとんどは、人と関わる内容ばかりだ。データをもらう時もその疑問点を解決するときも分析からアクションを起こしてもらう時も、そして何より文化を醸成していく上で信頼関係は必要不可欠だ。
もちろんどんな業務でも信頼関係は必要だが、データ活用と文化醸成はことさら”信頼”が必要である。これが無ければ、いくら正確で素晴らしい分析でも受け入れてもらえず、何もできない。
となれば、人間性が重要であること明白だった。

だからこのコミュニティが


文章はここで途切れている

今は、2024年5月27日。
もう1年以上前の書きかけの記事が、noteの下書きに放置されていることに気付きました。自分がこの先に何を書こうとしていたのか?正直覚えていません。ただ、おそらくDATASaberのコミュニティの世界観を書こうとしていたのだろうと思います。
久しぶりに読んでみて共感できたので、誤字もありますが無編集で、人知れず公開したいと思います。


会社でイラっとすることがあったり、家族が優しいことをいいことに家事を怠けてたり…
この記事を読んで、改めて人間性を磨かないとなぁと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?