専門学校39日目(情報工学)6月6日(木)

1時限~3時限
Linux実習 新しいLinuxの教科書 第2版

前回はvimの扱いと、教科書の第4章の途中まで学びました。
Linux実習ではテストはないので、今日は続きの絶対パスと相対パスの項から進めます。

絶対パスはルートディレクトリを起点としてファイルやディレクトリを示すこと。/mnt/c/Temp/linux/が絶対パス。
相対パスは現在のカレントディレクトリ起点として表記されるパス。. はカレントディレクトリを意味し、そこを起点とする。

..は親ディレクトリを表す。

ディレクトリの移動
cd -P /usr/local

cdはコマンド、-Pはオプション、-P以下がコマンドライン引数
cd /mnt/c/Temp/linux

ホームディレクトリはWndowsからは扱いにくい場所にあるので、いつものディレクトリで作業をします。
ls / /usr
コマンドで複数のディレクトリを引数にしていて、それらの中にあるファイルを一度に表示できる。

*と?の使い方。
バッシュには複数のファイルを指定するパス名展開という機能がある。
ls study*で頭文字にstudyとつくファイルを表示させる。
ls *.txtで.txtの拡張子のファイルがすべて表示される。
*は任意の長さに対応するが、?は任意の一文字だけに対応する。ba??と入力するとファイル名がbaで始まり、
lsコマンドはファイルを表示させてくれるが、 ls -lとオプションを付けるとカレントディレクトリ内のファイルを表示し、ファイル属性などの詳細情報も表示される。
ls -aは隠しファイルを含めたすべてのファイルを表示させる。
ls -Fはファイル名の後ろにファイルの種類を示す記号が付いて表示される。

オプションを重ねて打ち込むこともできる。ls -a -Fなど。
引数をとるオプションはls -w 30のように書くが、ls -w30とオプションと引数の間のスペースは省略できる。
オプションは-で始まるが、--とハイフンを2つで始まるものもある。
ls --quote-nameはファイル名を""で囲った表示になる。

chapter5 ファイル操作の基本
mkdir tempでディレクトリを作成しました。
mkdir -p report/2014/01
touch newfile


catコマンドはファイルを表示するコマンドです。
cat study1.txt study2.txtで二つのファイルを連結して表示。
cat -n study1.txtで行番号を表示することができる。
catだけで実行するとキーボードからの入力を待つ状態になる。

lessコマンドは指定したファイルをスクロール表示するコマンド。
less crontabはqで終了する。
lessコマンドで/を押すと検索できる。


cpコマンドはコピー、mvは移動させる。

授業の最後のほうでコマンドを試す時間をとったので、ファイルやディレクトリを作成し、移動させ、最後に作成したディレクトリごと削除しました。


レポートは以下の通り。
■実際に実施したコマンド
$ wsl -d Ubuntu
$ cd "/mnt/c/Users/ユーザ名/Linuc/"
$ cd ../..
$ cd .
$ pwd
$ cd --help
$ cd /usr/local/
$ cd ~
$ vi ~/test
$ ls /
$ ls / /usr
$ ls /bin/ba??
$ ls /bin/ba*
$ ls -l
$ ls -a
$ ls -F
$ ls -w 10
$ ls --quote-name
$ ls --width=10
$ ls -a -F --quote-name
$ mkdir temp
$ mkdir -p report/2014/01
$ touch newfile
$ rm newfile
$ rm -r report
$ rmdir temp
$ cat study1.txt study2.txt
$ cat -n study1.txt
$ less crontab
$ cp newfile newfile2
$ mkdir mvtest
$ touch file1
$ mv file1 dir1
$ mv -i file1 file2
$ rm -r mvtest
$ cp crontab newfile newfile1.txt newfile2 sample.txt study1.txt study2.txt linux


■疑問点1
絶対パス
■調査結果・解決方法1
ルートディレクトリを起点としてファイルやディレクトリのパス(違う場所にあるファイルまでの道)を示すこと。
フルパスによる表記ともいう。

■疑問点2
相対パス
■調査結果・解決方法2
現在のカレントディレクトリを起点として表記されるパスのこと。

■疑問点3
チルダ展開
■調査結果・解決方法3
コマンドラインで使用するとチルダはユーザのホームディレクトリのパスに置き換わる。この機能をチルダ展開という。

■疑問点4
シンボリックリンク
■調査結果・解決方法4
リンク先のパス名が書かれた小さな特殊ファイルのこと。
あくまでもパスが書かれたものであり、本物のファイルとは別のもの。

■振り返りレポート
※実施した内容を以下に列挙する
・絶対パスと相対パスでディレクトリの移動を行いました。
・pwdコマンドで現在のディレクトリを確認しました。
・タブキーを使いパスの補完をしました。
・cd ~コマンドでホームディレクトリに移動しました。
・lsコマンドで複数のディレクトリを指定するやり方を学びました。
・*と?の使い方を学びました。
・lsコマンドの-aや-F、-lといったオプションを実行しました。
・引数をとるオプションと、ロングオプションを実行しました。
・mkdirコマンドでディレクトリを作成しました。
・-pオプションを付けて階層のあるディレクトリを一度に作成しました。
・touchコマンドで空のファイルを作成しました。
・rmとrmdirコマンドでファイルやディレクトリを削除しました。
・catコマンドでファイルを連結して表示させたり、行番号を付けて表示させました。
・lessコマンドでファイルをスクロール表示させました。
・cpコマンドでファイルをコピーしました。
・コピーしたファイルを新しく作ったディレクトリに移動させ、最後に作ったディレクトリごと削除しました。


4時限~6時限
国家試験対策    コンピュータ概論
          キーワードで学ぶ最新情報トピックス2024

本日が国試対策の試験日でした。出題範囲は教科書の1章から4章まで。
問われたのは、10進数を2進数に変換したり2進数を16進数に変換したりといった基数変換の問題、左端のビットが符号を表す算術シフト、誤差について、メモリ全般の知識、入出力インターフェース、無線インターフェース、システムの稼働率の計算、論理回路、CPUの構成、RASIS、磁気ディスクの読み込み時間の計算、アドレス指定方式、クラウドサービスなどでした。

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