スナックのママの独り言

スナックのママの独り言

最近の記事

なるようにしかならない。

先週から今週にかけてSと大喧嘩をした。 多分付き合って半年が過ぎたからこそ お互いの不安や不満が混ざって起きた事柄なんだろうけど かなりの思考が奪われた。 つまりは時間を費やしたのだ。 散々、Sのことを知っている女友達に 夜中にも関わらず愚痴を言いまくって話を聞いてもらい そのまた後にも散々愚痴を吐いた。 面白いもので 愚痴を言う怒りというものはどうやら疲れるものらしく 3人目の女友達に 「最近Sと、どう?」って聞かれた時には あー、、、「うん、仲良くやってる

    • 憂鬱の時間。

      誰だ、今年の私はちょー運気がいいって言った奴は。 何を拾って食ったか 年末からかけて私の今年はかなり絶不調の毎日である。 長く気管支炎にかかって肺炎にまでなり やっと治った矢先 また寒気が来て熱があがってくる。 ずっと咳が治らない。 当たり前だ。 ここ最近はあまり眠れていない。 人間関係もそこそこ色々あって 亡くした友人もいれば失った友人もいる。 仕事もそれなりに前途多難で 常に金欠という、まるで貧乏学生の頃のように 小銭を探してる気がする。 まだ学生なら最悪親

      • 生という行為。

        生きているということは実に大変。 前回の記事で友達が亡くなったというのに 生きていくってしんどいと書くのはとてもおかしなことだけど。 上手に生きていくってことはとても難しい。 時間ある時にいま読んでいる本が戦争の話なんだけど 戦争の時代に比べたら いまの私はとても恵まれているし ここじゃない場所では今でもそんな戦争下で生きている人もいる。 もちろん、私は幸せな日本人だと思う。 結婚もして、子供もいて旦那さんと一緒にお仕事してる女友達も 彼女だけの休日もなく、常に誰か

        • 魂は心の中に。

          友達を忘れないために弔辞を残す。 私たちの出会いはゲームだった。 戦争ゲームで出会ったとは思えないくらい とてつもなく弱いギルドで仲良くなった。 それでも弱いなりに切磋琢磨し 仲間を思いやる彼の姿は私たちにとても勇気をくれた。 ゲームのことはもちろん 私生活やそれこそ下ネタの話ですら みんなで朝方まで話したりして 戦争ゲームとは思えないくらいとても居心地のいいものを彼は作ってくれた。 「いつ死ぬか分からないんだ」と、彼が言った時 またまたぁご冗談を。 と、さえ私は

        なるようにしかならない。

          言い訳からのお久しぶり。

          決して忘れていたわけではない。 (本当は忘れかけてたw) あれから、引越しやら 工務店との裁判やら、気管支炎から肺炎になって そこでも2重生活は健在で ここに何かを書く時間が割けなかった。 まあ、それほどに 忙しい毎日を送っていたらもう年末になっていたのだ。 あら、やだ。歳取るのが早いわけだ。 そうそう、ひょんなことから 15年ほど前の元彼ともご飯を食べる機会もあった。 まあ、それは追々としても 私はそれなりに元気にしております。 あと3日頑張ればお正月休みも始ま

          言い訳からのお久しぶり。

          為せる事柄の重要さ。

          相変わらず、寝ることが上手でない私は 一旦ベットに入ったものの ゴソゴソと起きてきて煙草を吸う癖が抜けていない。 意外と昔から寝室は禁煙にしていて 電子タバコだけどもその習慣は変わらないまま。 いまの季節は布団の中は暖かいけれども リビングへと寝ぼけながら移動すると寒っ!となって 決まって私は‘しゃっくり’をする。 気温の変化に身体がついていかない子供のようだけど しゃっくりを簡単に止める方法を知っている私は大人である。 それだけ、そんな夜を繰り返したということだ。

          為せる事柄の重要さ。

          映画「月」を観て。

          久しぶりに映画鑑賞。 宮沢りえ主演「月」 ちなみにオダギリジョーが格好良すぎるよ! まだの方はここでUターンを。 ネタバレです。 2016年(平成28年)神奈川県相模原市で起きた大量殺人事件が題材。 この事件を扱っていることも事前に分かっていたので 重くなるだろうなと思ってはいたが邦画にしては重い、重い。 「怪物」どころの話ではなかった。 洋子(宮沢りえ)が重度障害者施設で新しく働き始めることから始まる。 その施設は町から離れた森の中。 障害者のほとんどは会話が

          映画「月」を観て。

          足元の影は未来の私。

          「引越しはいつ?楽しみだね」 親友がそう言った時 私は「んー、いまとなっては億劫なんだよね」とぼそっと呟いた。 なんで?という質問に 「思ったより、私はSにハマってるのよ」とわりかし深刻に言ったつもりだったけど 親友はそんな私を咎めることなく 「あーwww」と笑った。 スケジュールをざっと見直しても 1週間に1度か2度お家にいるだけで ぼぼ私はSの家から日常を送ってる。 「居心地の良いのは正直Sなんだ」と答えた。 すると 「新しい愛情表現だもんね」と慰めるように友

          足元の影は未来の私。

          心という臓器。

          愛とは、求めることなの?与えることなの? 「必ず大事にするよ」 そう言ったSは相も変わらず 私には甘やかしすぎだと思うほどに大事にしてくれる。 大事にするよとは言わなかった一緒に暮らしてる男も 物理的にも日常生活にも大事にしてくれる。 「ねぇ、どっちを愛してるの?」 友達は聞きました。 私はそこで愛とはなんぞや。という初歩的なところにつまづいたのです。 下心があれば愛ではないのか 打算的だと愛にはならないのか そもそも愛とはどこでするものなのか。 心というなれ

          心という臓器。

          期間限定の恋。

          「ママ聞いてよ、俺さ、彼女出来たんだわ」 56歳のお客様が席に座るとすぐそう言った。 まだビールも出してないぞ。 私はまず何歳?と聞いた。 別に正直いくつだって私はかまわないんだけど。 ただ、他に興味がないから聞いただけで 人様のカップルがどうであっても私にはどうでもいいのだ。 「いくつだと思う?」 なんでお前と合コンノリで会話しなきゃいけないのだ? と思ってもこれも仕事だ。 文句ばかり言っても仕事にはならない。 でも質問してくるところをみると きっと自慢したい年

          期間限定の恋。

          生きることへの執着。

          今は死んでもいい理由はひとつもなくて 生きないといけない理由しかみつからないから あたしは生きます。 女友達がLINEで言っていた。 体調が良くないと言われ まず、病院に行ってくれと頼んだのだ。 「明日、予約するよ」の言葉の次に 文頭の言葉が送られてきた。 私も彼女と同じ。 私も死んでもいい理由がなくて 生きていくしかない理由しかないので 私も生きるしかないのだ、いまを。 どう転んでも 私は父親より先に死ぬことは出来ないし やっと人生が楽しいものだと思えるように

          生きることへの執着。

          音楽と酒と、秋の雨。

          久しぶりにライブに行きたいなと思って ビルボードライブへ。 一緒に行く予定だった親友は 旦那が熱を出してしまったのでキャンセル。 ひとりで行こうかどうしようか悩んだけれど いつもお世話になってる先輩に声をかけたらすぐに「行く」との返答をもらいお出かけへ。 んぅ!良かったなぁ! 美味しいご飯に赤ワイン、そして好きな音楽。 しばらくバタバタとしていたけれど 久しぶりに自分だけの趣味に没頭するこの時間。 そうだよ! 私はしばらく自分だけの時間を過ごしてなかったわ! と

          音楽と酒と、秋の雨。

          眠ることへの罪悪感。

          眠い。 そりゃそうだ。 この3日は確実に睡眠時間が少ない。 1週間に1度は薬の力を借りて12時間は眠るけれども 普段の私は睡眠時間が足りていない。 自ら睡眠時間を削って やらなきゃいけないこと やりたいことを日々こなしているが そこに輪をかけて悪夢障害を抱えている私にとっては ぐっすり寝続けることが出来ないのだ。 例えば、人は「横になるだけで脳は休まるよ」と言う。 私の脳は休まらないので、せめて身体くらいは眠りたい。 なのでこの言葉は私にあてはまらない。 「限界

          眠ることへの罪悪感。

          秋の空と私の心。

          あまりにも放置しすぎて 何から書けばいいのか分からない。 相も変わらず私は元気で 宣言通り2重生活は思っていたより時間が足りない。 そこに輪をかけて マンションを買ったので 工務店とのフルリフォームの打ち合わせ ショールームを見学し 壁紙1枚から決めていく。 そして父親の脳梗塞。 週に1度の介護当番。 こっちの家と仕事、あっちの家と快楽 新しいお家のリフォーム 実家での病院の付き添いに洗濯、作りだめ食事 ゲームもしたいし、飲みにも行きたい! そりゃ時間足りないわ。

          秋の空と私の心。

          扉を閉めて。

          夜中2時。 相変わらず悪夢障害が出て ガタガタと震える身体と 声をあげて泣き叫ぶ私を抱きかかえてSが起こしてくれた。 「大丈夫」 迷子の子供を迷子センターへ連れていくかのように 何度も何度も声をかけてくれる。 もう私の悪夢障害にも手慣れたものだ。 「怖かったわ」と私が言うと どんな夢?と聞いてきた。 夢を内容を話すと 「怖すぎやろ」とSは笑う。 つられて私も笑う。 強ばった私の身体をひとつひとつほどいていくように 頭の上から足のつま先まで丁寧に私を快楽へと誘う。

          扉を閉めて。

          合鍵記念日。

          「はい、これ。これでいつでも来て」 初めてお家に連れてってもらったら 部屋に上がってすぐ手渡されたのは合鍵でした。 Sは言う。 「部屋にあげるのも、合鍵渡すのも初めてだわ」と。 私は気恥しさを誤魔化すために 「これで他の女と鉢合わせて修羅場になったりしない?」 心の中で、まさか私じゃあるまいしw と思いつつもSの目を見つめて笑う。 「こんな依存してるのに?」と聞くので 「どんな依存?」と彼が出した答えにさらにお腹を抱えて笑ってしまった。 こーゆー愛情表現する人

          合鍵記念日。