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小児救急のこと

いつもお世話になっている婦人科の先生、選挙に出るので忙しくなりますと聞くやいなや、「明石の医療と教育はどないかせなあかん!」と、堰を切ったように話しだした。

市民病院でお産が出来ないのがまずおかしい。子どもの救急が市内にないのがおかしいと。 加古川市民病院も一杯だと断られる。何度も断られている。神戸市の救急も、明石市民だとわかると、よほどじゃ無い限り受け入れてくれない。加古川に行けと言われる。市民を増やすだけ増やして、いざ行く病院がないじゃないか。 市民病院なんて何処も赤字が当たり前。明石ももっと税金を投入して、救急は市民病院が全部引き受けるくらいじゃないとダメだ。

なぜ若い医者がこないか? 給料じゃないんだよ、勉強の出来る環境がいる。学会に行きやすいとか、若い医者はみんな自分達の能力を伸ばせる所に行きたい。 がんセンターは県がお金を注ぎ込んで、給料もらいながら国内の最先端病院へ2~3年でも留学させてると。 明石市民病院には、そんな環境が全くないと。 市長に何度もメールを書いたが、全く返事もないし、何もしてくれない。 このままじゃ、明石の医療はダメになる。 などなど。

これで全部だったか自信はないけど、現場はやはりいろいろと思うところがあるのがわかった。
お医者さんが明石に来てくれないのは、お給料が安いからかと思っていたが、原因はそれだけじゃなかった。
餅は餅屋と言うが、やはり現場の意見を聞くというのが大事だと感じた。だって学会に行きやすいとか、素人じゃ思いつかないよ。

余談だけど、うちの子も3才の時に救急車のお世話になり加古川市民病院へ運ばれた。
救急車って、片道しか乗れないの知ってます?(誰に聞いてる?)
だからうちは旦那を救急車に乗せて、私は車で追いかけた。 幸い入院は免れたけど、次の日にまた外来診療で加古川まで行く事に。

救急なんだから近くの病院に早く着くという意味はもちろんのこと、入院になったら毎日通わないといけないし、外来になっても然り。

明石市の子どもを、なぜ明石市で守れないのか。
明石の医療のテコ入れは急務です。

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