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日本生命、悲願の北米に

日本生命保険が米国で生命保険事業を展開するコアブリッジ・ファイナンシャルへの出資を決めた。出資額は約38億ドル(約6000億円)と巨額だが、日本生命はなお1兆円を超える戦略投資の余力を持ち、追加のM&A(合併・買収)の検討も視野に入れるとのこと。

要約文

日本生命保険は、米国の生命保険事業を展開するコアブリッジ・ファイナンシャルに約38億ドル(約6000億円)を出資することを決定しました。これは、日本生命が北米市場での事業拡大を目指す一環であり、今後もM&Aを検討する意向を示しています。日本生命は、世界最大の保険市場である米国での事業遅れを認識しており、この出資を機に他の国内競合会社に追いつくことを目指しています。さらに、日本生命は今後も戦略的投資を進めるために約1兆4000億円の資金を残しており、他の有望な案件にも積極的に取り組む予定です。

日経新聞の図引用

日本生命、米生保に6000億円出資

日本生命保険は、米国のコアブリッジ・ファイナンシャルに約6000億円を出資し、持ち分法適用会社とすることを発表しました。これは、日本生命にとって過去最大のM&Aであり、成長が続く米国市場での事業展開を本格化するためです。コアブリッジはAIGから分離し、2022年に上場した企業で、個人保険と団体年金を主に手掛けています。日本生命は、国内市場の縮小を見越し、米国での事業拡大を目指しており、今回の出資により年900億円の基礎利益増を見込んでいます。今後も追加出資を検討し、海外ビジネスの比率を高める方針です。

日経新聞の図引用

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