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2歳5ヶ月娘の卒乳記録④

2023.12.10

いつも通り、日が昇る前の暗い早朝から、数時間に及ぶ授乳。

日中は、お昼寝の添い乳。
そして、16時前後に娘が、
『おっぱい飲む』
というので、夕ご飯前にも授乳。

ちなみに、卒乳する際の事前の相談で、お伺いした助産師さんからは、バイバイの日までのアドバイスを頂きました。それは、


・回数を減らさないこと(心残りがないようにするため)
・最後の日は、本人が起きてる時間帯のどのかでバイバイの時間をとる。(寝ている時に、本人が意識がない、または忘れそうな時にバイバイとしないこと。)

なので、バイバイをする1週間ほど前から、
手作りカレンダーをつくりました。
(本当はカレンダーを使おうと思ったのですが、ちょうど良いものがなく、手書きで書いたものを壁に貼って使いました笑)

手作りカレンダーをみながら、
『この日がおっぱいバイバイの日だよ』
と言い聞かせてつつ、バイバイの日までは本人が飲みたいと言った時には授乳するようにしました。
(ただ、あえて親の方からおっぱい飲む?などの声掛けはしなくて大丈夫とのことだったので、我が家も娘の希望する時だけ授乳しました)


そして、夜。
寝る前の最後の授乳。
パパにも側で見守ってもらいながら、リビングで授乳しました。

ただ、普段側でパパがみていることがほとんど無いので笑、娘がパパもみながら飲んでいて授乳に集中出来なそうな感じだったので笑。
パパには見納めして頂き、途中で離れてもらいました。

そしていつも通りの2人の空間で授乳。

『反対も』
そう言いながら、左右を交互に飲む娘。

そして、右側を口に咥えて少しだけ吸うと、

『ごちそうさま』
といいました。

『これでバイバイだね。』

と私がいうと、天井をみつめ、『うん』という娘。

なんとなく、まだ名残惜しそうな感じで、
寝室にいったらまた飲むというかも、、そんな感覚がしました。


案の定、2人で寝室にいくと、

『おっぱいのむ。』
そう話す娘。

『いいよ、じゃあ、これで本当に最後のおっぱいだね』

そう答え、薄暗い光のさす寝室の中で、おっぱいを交互にのむ娘。

『反対も』
そう言いながら何度も交互にのむ。

私の心の中は、
最後なのかと、なんだか信じられないような、
寂しいような。
けれど、約2年半、毎日24時間、何回も授乳をし続けてきたので、達成感と安堵もある、
そんな、色んな感情が混ざり合っていました。

この授乳中の感覚も、今しかないもので、
人生もだけれど、育児はもっとあっという間なのだなろうなぁ。
そんな気持ちも感じていました。
妊娠した日から、これまでを思い返したりもしました。



そして、ついに。

最後に右側のおっぱいを軽く咥えると、
おもむろに口を離した瞬間、仰向けになりながら、

『バイバイ』

と言う娘。

『おっぱい卒業おめでとう。』
そう言いながら拍手すると、嬉しそうな娘。


あぁ、終わったのか。


こうして、最後の授乳がおわった。

2人で横になり、天井の光を見て、寝る準備をしました。

『今までいっぱい飲んでくれてありがとうね』

そう伝えながら、この一週間授乳し続けた日々。

感謝と、ありがとうの気持ちを込めながら、
隣で寝ようとする娘にそっと寄り添いました。


娘へ。
卒乳おめでとう。
そして、頑張ったね。
産まれてからいっぱい飲んでくれて、本当にありがとう。



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