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諸行無常という癒し

諸行は無常である

始まりがあって終わりがある
出会いがあり別れがある
この地に産まれてきて
摩訶不思議の夢の中を生き
やがてはいずこへと還って行く

この肉体に魂を入れて今世を生きる
私たちの肉体は魂の乗り物で
多次元トラベラーでもあり
この世界に散らばる様々な形をした愛を
見つけ出しては拾い上げ
誰かとシェアして更に大きな温もりをともに感じあったり
自分一人で胸いっぱいに拡がる想いを抱きしめて
涙が溢れそうな気持ちにもなったり

怒りや憎しみ嫉妬などのネガティブだって
元々は愛がマイナスに転じたものに過ぎない

だから全ては愛故に存在するっていうのは
おそらく正しいのかもって私は感じている

自分を満たせるのは他ならない自分自身
自分の全ての選択を見守り信頼して
宇宙にただ全てをそっと委ねていく

過去の経験からくる執着を
自分のフィルターがしがみついているやり方を
きっかけを得てあっさりと手放してみる
するとその手放した場所には
新しいワクワクに満ちた宝物がいつのまにか増えていたりする

受け取り上手と手放し上手でいつでもいたいかな。私は。
許し許され
愛し愛を注がれる
豊かさを求め
予想外の大いなる豊穣に心身を包まれる

時に怒りの炎で燃え狂うことがあっても
涙の雨嵐でインナーの天気が荒れていても
やがては空掛かる虹に気がついて
人知れず微笑むであろう事を知っているから
それは自然な事だから大丈夫よと
笑っていられる

何をしていてもふと心の隙間に射すひとすじの
メランコリックな想い

全てが無常であるからこそ
そんな気持ちが訪れるけれど
だからこそ愛しい
全てをより慈しみたいと願うのかなと
私はそんな事をふと思ったりしてみた。

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